こんにちは!日和のまゆぽんです!
今日は日本人と時間の関係についてお話ししたいと思います!
1.外国と日本の時間感覚の違い
わたしが台湾に住んでいたとき、バスは遅れて当然だと思うほどバスは時間通りに来ませんでした。一方日本は時間に厳しく、時間通りに来るイメージがありました。
実際…
・日本の場合、1分以上の遅れが遅延とみなされますが、イギリスの場合、短距離路線で5分、長距離路線で10分以上の遅れがないと遅延とみなされません。その他イタリアの普通列車は15分未満の遅れは定時扱い、フランスの高速鉄道では14分未満、在来線の寝台列車は30分未満の遅れは遅延と認めないそうです。
・この前は、神戸市の職員が弁当を注文するため、昼休憩前に3分程度の中抜けをしていたことが発覚し、減給処分を受けたというニュースを英ガーディアン紙や米ABCニュースなど欧米の大手メディアが驚愕して、報道したこともあるそうです。
しかし、江戸時代以前の日本はこれとは真反対だったそうです。
2.江戸以前の日本人と時間
江戸時代の時刻は、今のように○時○分ではなく、「暮れ六つ」などと表しました。これは、1日を、日の出から日の入りの昼と日の入りから日の出までの夜の二つに分け、それをさらに六つずつ分けて表したものです。だから、季節によって日の長さが違うため、それぞれの時刻の長さも季節によって違ったそうです。この季節によって変わる表し方を、不定時法、逆に変わらない表し方を定時法と言うそうです。また、各時間の初めに金がなったそうですが、必ず聞こえていたわけではなかったそうです。ちなみに、時計を持っていた大名や豪商だけは時間がわかったそうです。
したがって、今こそ時間を守ることに厳しい日本人ですが、江戸以前までは、時間にルーズだったとわかります。
3.日本に時間が普及した理由
明治時代になると、外国人に手伝ってもらって、殖産興業が始まり様々なものが発達しました。
例えば鉄道。時間通りに来る鉄道は、日本人に時間の概念を大きく植えつけたと言われています。また、軍隊に入る際、時間を守るよう言われたことも厳しい時間の概念を植え付けました。その他もろもろ、一貫して、日本で効率化を図ったことが、時間の普及を進めたと言うことです。
いかがでしたか?これからも日本人として効率的に過ごすために時間を守っていきたいですね!
外国人は時間にルーズと日本では聞きますが、外国の方にお話を聞くと、日本人が忙しすぎるだけだと仰っていました笑笑
文化の違いは日常にも深く関係しますよね
日本人は時間通りに物事が行われなければ「待つ」という感覚ですが、あちらは大らかですね。日の長さで時間を知るのんびりした生活も羨ましいなあと思いました。