こんにちは。日和のまこです。
今日はいつもとちょっと違った雰囲気のお話をしたいと思います。
私は今社会科で地理を選択してて、ほんとに日本って 自然災害 多いなあって思うんです。
なぜ災害が多いかって?
そりゃ皆さんも察しがついている事でしょう、日本は 「プレートの間(はざま)」 にある国だからです。
山に囲まれ、海を見渡し、外界から隔たれている小さな国日本。
日本の国土の3分の2は山地ってご存知でしたか?そのためわたしたちは国土のおよそ30% という小さな平野の中で密集して生活しています。
(イギリスは日本の3分の2ほどで本州と同じくらいですが、可住地は日本の2倍もあるそうo_o)
それが当たり前。
でも私、留学して思ったんです。地震・自然災害のない広大な平地に住めればどんなに楽なんだろう…って。
毎年突然やってくる自然災害。年々その頻度・程度はひどくなるばかりです。
地震、台風、豪雨、土砂災害・・・
山の多い日本では、人々は道路を作るためにトンネルを掘り、宅地を作るために山を崩し、工業地を作るために海を埋め立ててきました。
欧米ではこんな労力はいらない。
何もしないでも平坦な広大な土地があって、その上に道路や建物を建てるだけなのです。
A地点からB地点に行くのも直線の道路にアスファルトを引くだけなのです。
日本と欧米を比べると、いかに日本の土木工事が 何千倍ものエネルギーと費用 を要していることがわかります。
しかし、問題はここから。
せっかく造った建造物も、自然災害が一瞬にして飲み込み、 造っては壊れの繰り返し です。
つい最近の台風でも、九州ではたくさんの被害が出ましたよね。
地球温暖化に伴う想定外の自然災害に対抗すべく、日本では土木建築をまた一からやり直しているのです。
そして、 その額は年々増加 しています。
私たちの大人になった頃には一体どうなっているのでしょうか。
この公共土木復旧費の借金はかさみ、新型コロナウイルスの対策費、少子高齢化の労働者不足まで。
せめて私たち日本が「プレートの間(はざま)」以外の自然災害がない土地をもてたのであれば、どんなに豊かで和やかな生活を営めていたのであろうか・・・と私は時々思ってしまいます。
これはどうしても、しょうがないことなんですけどね。。
さて、これまで見てきたように災害という負の因子が多い日本が、他国と肩を並べて世界のトップレベルにたてていたのはなぜなのでしょう?
それは、日本人の智恵から来ています。
そう。「和」 を尊んできたから。
その「和」こそが無駄な争いの負の因子を排除し、お互い協力しあい、日々努力を怠らず、美しき日本を作ってきたのだと、私は考えています。
プレートの間で考えること。
今までも、そしてこれからも、日本人としての「和」を大切にしたい。
そして、これから未来を担う私たちは、先人の残してきた努力を無にはしてはいけないのです。
狭い平野部分に人が密集しているのでどこも都市部の過密は問題ですよね、、、。プレートの狭間にいる私たちは厳しい自然災害は付き物ですが、温泉があったりと魅力もないわけではないと思いました。
こういうところにも日本人の真面目さが生きていたのですね、南海トラフの存在も囁かれている中、これから起きる悲劇が恐ろしいです。
日本人は地理的に苦労した分だけ、お互いを尊重する心が育まれた民族なのでしょうか。島国根性と表現される場合もありますが、別の表現をすれば協力=和を尊ぶ民族ということですね。いつもと別の視点からの日本の紹介文は読み応えがありました。