昨日、西南野球部のOBと久しぶりに再会した。
色々と話をする中で彼の中での人生のターニングポイントの1つに『監督室に足を運んだ』という事があるとの話があった。
西南野球部の就職支援に携わらせて頂く中で、就活・部活・社会人生活が上手くいく人・いかない人との『差』の一つに監督と話をした人かどうか?という事がある。
監督と話すと就活が上手くいく?と疑問を持つ人もいるかも知れないが、組織のトップの考えを理解しに行く事、勇気を持って話に行くという情報を取りに行くという事が出来るか否かという事は就活に大きく関係してくる。
実際に選手として活躍したOBや社会人生活・就職活動が上手くいったOBは全員口を揃えて
『監督室に行け!』『監督と話せ!!』という事を後輩に伝えている。
さて、昨日話をしたOBは学生時代を振り返り何故監督室にいった事がターニングポイントだと言ったのか?彼が学生時代にとった行動は以下の通りだ。
①『監督室に行け』と私・同期に言われる
②『太田さんに言われて来ました』と監督室を訪問して監督に主体性がないと怒られる。しかし、監督の考えや野球について話をしてもらえる。
③自分がチームにとってどんな存在なのか?どのような選手になれば良いか本気で考える
④監督に自分の意思や考えを伝える
⑤エースにアドバイスをもらい練習する
⑥定期的に監督室を訪れ監督と話をする
『えっ?別に大したことしてなくない?』っと思う人がいるかも知れないが、これが彼にとってのターニングポイント。
なぜ、ターニングポイントになったのか?
それは、
この経験を社会生活に落とし込んで行動しているから、、、
もともと、積極的にアドバイスを貰いに行くタイプじゃなかった人間が、アドバイスを貰いに行く事が習慣化したら?自分の上司や先輩に物怖じせずに考えや意見を言えるようになったらどうなると思いますか?
会社で自分がやるべきこと
自分が目指す役職・ポジション
実現の為に今から何をやらないといけないか?
というような事が明確になる。
彼は同期の誰よりも早く難易度の高い資格を取得し更に高いレベルの資格に挑戦を行い、社外でも人脈を広げる動きをする事で充実感を得ることが出来ている。
監督室に行って監督と話をする。
誰にでも出来そうな事ではあるが、行動を起こすという勇気が彼の人生を大きく変えたとの事だった。
少し余談になるが、西南野球部の就職支援を行うなかで監督と話をしている事がある。
それは、
私から選手に対して極力、就活サポートするよー的な連絡をしないという事だ。
正直、学生にとっては就職支援会社から連絡をしてあげる方が丁寧かも知れない。
いやっ丁寧だろう。
しかし、こちらから進んでガンガンサポートを申し出たらどうなるか?
考えたら容易にわかりますよね。
何が言いたいか?
①学生生活を実社会で活かせ
②自ら行動しない受け身スタイルはやめろ
③変化を恐れず挑戦しろ