初めて就活イベントに行ったら意外と面白かった話と嫌いなものの話

 7月5日にダイヤモンドLIVEカレッジのイベントに行ってきました。そろそろ就活を本格的に始めようという訳ではなく、ただ単に協賛イベントだし行くか〜程度のモチベーションで行ってきました。一橋祭運営委員会といえばインフラ系ってイメージだなぁ、程度の理由で特に興味があったわけでもないインフラ系に参加してきました(抽選に落ちた一般の人本当にごめん!)。そしたら企業の説明とかとは全く関係ない部分でちょっと面白いことがありました。
 とある企業の人が、「理屈情熱」を持った人が会社に多いって話をしていたんですよ。理屈も大切だけど、それ以上に情熱を持って仕事に取り組む人が多い、って。これってまさに我々も同じで、委員には理屈も情熱もどっちも必要だと思うんです。理屈っぽく見える原が実はすごい感情を大事にしていたり(彼の最終反省とか過去の行動を見れば感じるはず)、一見感情に動かされまくっている(情緒不安定とも言う)安がめちゃめちゃしっかりした理論を組み立てていたりとか。僕が尊敬して止まない49代情宣チーフ高橋さんも「どんなに理論的に論破しても最後に勝つのは感情論だ」って言っていましたが、本当にその通りなんだなぁと改めて思いました。

 ただし自分は、議論における感情論って大嫌いです。どんなに理屈をこねくり回しても感情を論理的に言い負かすことはできないなんて不合理すぎる。数字とか客観的なデータに裏打ちされた理論が、好き嫌いだとかこんなことがしたいっていう主観的で本能的でしかない感情に負けるなんて気に入らない。人間なら理性的な部分だけで議論するべきだ。感情論なんて独りよがりでわがままで傲慢だこういうところを見て49代情宣サブチの鳥集さんは「みひろは高橋にそっくりだよね〜」って仰ったんでしょうか()。


 だけど一方で、一橋祭運営委員会のような凝り固まった理屈が蔓延り強固な組織形態が形成されている空間では、時に感情がめちゃめちゃ強い力を持つのも事実です。出る杭は打たれると言われるように、既に完成した組織は全く新しい企画とか提案とか概念を受け入れることを嫌いますが、そんな雰囲気をぶっ壊すして変革を生み出すのは、大抵誰も止められないような「強烈な感情の発現(=情熱)」なんだと思います。坂本龍馬とか織田信長とかナポレオンのように、大きな変化を生んだ人間は誰しも激しい情熱を持っていたと言われています。

 経営の神様と呼ばれた松下幸之助は「出過ぎた杭は打たれない」と言いました。歴史上最も偉大な発明家の一人であるスティーブ・ジョブズは「偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない」と言いました。強烈な感情は組織を変えて新しいものを生み出す力を持っているということでしょう。組織を改革し、価値を生み出すためには感情、熱意は必須要素なんです。何が言いたいかっていうと、(好き嫌いはともかく)感情論も時には必要で、最後に感情論が勝つのは場合によっては正解だよねってこと。運動会で毎年はちゃめちゃな企画をやるのとか、フィナーレの時に委員みんなでステージに上がるのとか、何よりも俺らが委員をやっているのは、「楽しいから」という絶対的で感情的な理由があるからだし、それを理屈で説明することって、多分できない。委員会やってる理由を論理的に説明できる人っていないでしょ笑。
 強引にまとめると、最後に感情が勝つんだから、論理的な議論を尽くしたら最後は感情に任せてみるのもアリじゃない?ってことです。伝われ。夏Ⅰ終わってから言ってもあんまり意味ないことだったかも笑。終わり。


 ちなみに、就活の話で、最初の方でインフラには興味がないと言いましたが、自分が興味のある業界は広告とか金融とか運輸あたりです(なぜか安達にウェイだって言われましたが笑)。要するにヒトとかカネとかモノとか、『何か』を動かす仕事がしたい。そういう意味では会計というお金を動かす役職はそれなりに楽しく(それ以上に今年は大変なことが多くて辛いけど)やっています。



以上。

あずまや
2020.07.07

多くの人が謎の金一封を受け取っていたので、あの会場ほとんど協賛で参加した学生だった説がある