社会を変える

 「何らかの理由で医療が十分に届いていない/生きづらさを感じている人を救う」
 これが私の人生における一番大きな目標です。

 これまでは、まだ若くて専門知識のない私にできることはこれくらいしかない、と介護施設や支援施設でのボランティアをわずかながら経験してきました。そのことが自分にできる最大のことだと思って満足もしていました。

 しかし、inochiに出会ってから、まだまだ不十分であることに気づかされました。私が目の前の一人を救えたとしても、その瞬間に、何倍もの人が新たに困難を強いられています。もちろん目の前の一人を救うことも大事なのですが、それだけをやっていても社会は変わりません。一度に多くの人を巻き込んで、社会に普及しうる解決策を考える必要があります。
 inochiにはそれを実現する力があるのです。何の力もない私でも、他の大学生、中高生とともに活動する中で、目の前の一人ではなく、今困難の中生きているたくさんの人、そしてこれから生まれてくる人を救えるかもしれない、そう思ったことが私がinochiに入った理由です。

 自分にできることは何か。限界を決めずに挑戦し続けます。