新たな形の医療の芽

今の医療には限界がある。
多くの人が薄々感じていることではないでしょうか。今の医療は,病気になった患者さんを病院で待っている受け身の医療です。これまでは,感染症のような「病院で治る病気」が中心となる疾患であり,そのような受け身の医療が求められていました。しかし,時代は変わり,今や糖尿病に代表される「生活習慣病」が中心となる時代となりました。これらは,病院で処置をするだけでは解決しない問題です。これからの医療は,病院で待つ受け身の医療から,積極的に人々の生活に介入する能動的な医療に変化していきます。

そんな未来の医療を担い,作っていくのが僕たち医学生であり,このプロジェクトはそんな僕たち医学生が医療を「病院の中」から「社会」へと広げていく,新たな医療の芽となるプロジェクトです。