壁を作りました。

"ボランティア"

"国際支援"

"国際協力"

皆さんは何を思い浮かべますか?

同じような言葉と同じような意味ですが、

一生懸命この3つをしている人にとって、全て言葉の意味や、定義は違うと思います。


私はSNSや就職活動、友達にI-RISの活動の説明をする時

「ラオスという国に小学校建設をしている団体」

と言っていました。


ボランティアや国際支援、国際協力と言っても同じですが、小学校建設の方がわかりやすいし、凄そうじゃないですか。いい文句です。


しかし、実際の建設には関わっていないし、私たちの学年は開校式未経験、支援の優先順位も変わり、小学校を建てている感覚もゼロに近かったです。


私にできることは、日本で資金を集めること、ラオスを多くの人に知ってもらうことです。

アイリスが建設の費用を払い、NPO法人の(アイリスとラオスを繋げてくれている)方の連絡を待つだけでした。


そんな中、20193月の現地の小学校訪問で、小学校工事のお手伝いをさせていただきました。


教室の壁は、レンガがむき出しなのでこの上からコンクリートを塗って強化する必要がありました。


私たちはセメントを作らせてもらいました。


まず砂を、細かい網と水を使い選別します。

それがたくさん集まると、セメントになる薬を入れ、ひたすら混ぜます。

すると細かいただの砂がセメントに変わります。

これをバケツに入れ、現地の職人が壁に塗ります。


改めて、すごく貴重な経験をさせてもらったと思います。

たまたま工場をしている期間に訪問をし、教育省や通訳の方色々な人おかげで建設のお手伝いができました。


そして先日、私たちの活動を支えてくれている、NPO法人の方からサンティス小学校の壁の工事が完了したと連絡がありました。


上の写真がビフォーアフターです。

写真を見たとき頑丈に変わりすぎて驚きました。


この工事のおかげで今後何人もの子ども達が良い環境で勉強ができると思うと嬉しいです。

次の夏、開校式に行けたら嬉しいです。



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