最近気づいたことについて書いてみました。
会話の流れでよく「ラオスに小学校建てるボランティアしてるねん」というと決まり文句やと思うけど「すごいな」とよく言われます。
でもボランティアしてることがすごいんじゃなくて、ボランティアできてるこの環境がすごいんだなと思いました。
1つ目募金活動です。
私たちは、ミーティングの前と後に募金活動をします。
募金とか募金箱持って声出したらできるってイメージありますが、募金活動をさせてもらうのにも許可が必要でメンバーの誰かが毎月、京都の市役所で許可の申請書を書いて、申請書を受け取りに行って月二回も市役所に行かなければなりません。
それに月に二千円納めなければなりません。このように募金活動も簡単にできることではないなって思いました。
2つ目はスタツアです。
ラオスの小学校を訪問させてもらいプロジェクトをできるのは、とても有り難いことです。
まず、小学校を訪問するまでの経路やゲストハウスや通訳さんなどの手配を全てスタツア部が1からしてくれます。訪問することに関してもっと言えば、訪問するのにもラオスの市長さんや小学校の校長先生にISSCを通して許可を頂いていました。
この前のスタツアで校長先生と市長さんの連絡先を頂いてので、今は直接連絡を取り合っています。
訪問した際にプロジェクトを行います。プロジェクトの内容は、ラオスの子供達はお菓子ばかり食べるから食べ物に色んな栄養があることを伝えたいと思い「食育プロジェクト」を行ったり、小学校にたくさんゴミが落ちていて危ないからゴミを拾う習慣をつけて欲しいと思い「ゴミ拾いプロジェクト」を行なったり、ラオスは暑くて日本の文化を伝えたいという2つの考えで子どもたちと一緒にうちわを作る「うちはプロジェクト」を行なったりしました。
でも、ただプロジェクトを行えばいいということではありませんでした。今までに3校の小学校を建てたのですが、そのうちの1つの小学校がある地域は社会主義で訪問をほとんど承諾してくれませんでした。
僕たちは、子どもたちにプロジェクトを通してもっとたくさんのことを知って村の外の世界を知って欲しいと思って行なっています。ですが、その村の人たちにとっては子どもたちは村でずっと育って親の仕事を継ぐのが習慣でありその村の人たちの幸せなんだなと思いました。
僕たちがボランティアできてる環境は当たり前ではなくたくさんの協力があって成り立っているんだなと気づきました。
次の夏で小学校いけるのは最後、あと5ヶ月悔いないように一つ一つ全力で気持ち込めて楽しんで活動していきます。