“ありがとう”
って素晴らしい言葉ですよね。
今回は言葉について記事を書こうと思います。
冒頭で言っていたありがとうを漢字にすると、“有難”う。難が有ると書いて、ありがとう。
漢字にすると、なんとなく堅苦しくないですか? 実はこのありがとう、という言葉は室町時代から使われているらしいですよ。もとを辿ればありがとうは、神や仏を賞賛するための言葉だったそうです。それがいつしかヒトに対して使われるようになり、今も使われているそうです。
ここで海外のありがとう、をみてみましょう。
・Thank you ・Gracias ・Grazie ・Merci 等々…
これらはどれも「私はあなたに感謝する」という意味です。はじめから、どこかを(誰かを)介することなく直で目の前の人に対して、ありがとうというニュアンスを持ちます。しかし、日本語は先述した通りなので、他国と比べ語の意味がもつニュアンスというのは違います。
このように、日本語というのは語源がありその言葉一つ一つに色々な背景があり、それに伴う機能があります。普段何気なく使っている言葉も語源を辿れば伝えるときにちょっと気持ちが入ったりするんじゃないでしょうか?
その、ちょっとした気持ちというのを込めることができる言語こそ日本語です。使う人の振る舞い、生い立ち、感情、立場によって使う言葉が変わったりする日本語。ちょっぴり気分屋さんな日本語ですがぼくはすきです。