こんにちは!アイリス3回生のあみです。
みなさん、
「木こりのジレンマ」
という言葉を知っていますか?
これは、
『時間不足を理由に業務プロセス改善を後回しにし、効率の悪い働き方を続ける人や組織のこと』
を比喩した言い方です。
のこぎりを使って木を切っているAさんに、Bさんが「刃を磨いたら?」とアドバイスしたのにもかかわらず、Aさんは「今木を切ってて忙しいからそんな暇ない!」と効率の悪いやり方を続けてしまう
という例からこの名前が付けられました。
この言葉を知って、
「Bさんめちゃくちゃあほやん…」
と思ったのですが、よく考えるともしかしたら私も普通にやってるかも…と思いました。一つ例を挙げるとしたらパソコンのタイピングです。
私が前にパソコンの授業を受けた時、ずっと先生から「パソコンを効率よく使うためにはタイピングが早い方がいい。そのために今から少しずつ練習した方がいい。」と言われていました。そのために、先生は正しいキーボードの手の位置や、練習用のおすすめのサイトを紹介してくれました。しかし、覚えるのがめんどくさかったり、今の方が打ちやすいしなどと色々言い訳をしてしまい、未だにタイピングが早くありません。
けど、ちゃんと先生のアドバイスに従っておけば、今よりもっと効率よくパソコンを使えていたと思います。
今ぱっと思いついた例はタイピングでしたが、多分、いや絶対もっとたくさんの「木こりのジレンマ」の経験をしていると思います。
アドバイスする側のBさんの立場から見たとき、また第三者のCさんから見た時、Aさんの行動はめちゃくちゃアホに感じます。せっかく一生懸命やるんならもっと効率の良い方法があるのに…と思います。しかし、Aさんは今の行動に一生懸命でなかなか気づくことができません。たしかにすぐにアドバイスを受け入れ、これまでのやり方を変えるのはとても難しいと思います。
けど、「木こりのジレンマ」という言葉を知っておくだけでも、これから『今の自分の行動を違う視点から見ること』に役立つと思います。
是非頭の片隅に入れておいてください!