みかん狩り

お久しぶりです!愛莉です!

先週の日曜日、帰省した時にみかん狩りへ行ってきました🍊和歌山県出身なのでみかんを食べる機会が多くて、フルーツの中でもみかんが大好きなので今回も楽しみにしていました。

家族とみかん狩りをするんだと思っていましたが、当日会場に行くと、たくさんの子どもを連れた団体、小学生の子どもを連れた家族がいました。「うわー、だいぶ場違い。」そう思いました。私と同じくらいの年齢の子はインドネシアからの留学生4人ほどでした。まぁでもみかん狩りできるならなんでもいいや!と思っていました。

子どもたちの団体が来ていたので、なんの団体なんだろうと思いながら1人の子どもに「今日はどこから来たの?」と話を聞きました。「紀の川から!みんなで来たんよ〜!」と言っていたので「そうなんや〜!一緒の学校の子たち?」と聞くと、「ううん、みんなで一緒に暮らしてるんよ!」その子たちは理由があって両親のいない子どもたちでした。児童養護施設で暮らしている子たちでした。そういった環境の中で暮らしている子に出会ったことが無かった私はほんの一瞬、困惑しましたが、そんなこと関係ないなと思って話を続けました。

両親がいる子どもも話に入ってきてくれ、「鬼滅の刃の映画見た?煉獄めっちゃかっこよかった!」と話していました。すると「うちら、このみかん狩りが今年初めての行事やねん!コロナで公園にも遊びに行ったらあかんって言われてんねん。」と答えていました。私はなんとも言えない気持ちになりました。

外に出て遊びたいだろう、映画も見たいだろう。と思うと心が苦しくなりました。

子ども達は相当嬉しかったのか、みかん狩りをすごく楽しんでいました。その様子を見ていると、私まで嬉しい気持ちになりました。自分は遊んでばかりいます。ユニバに行ったり、ショッピングをしたり。遊ぶことがダメだとは思いません。私の妹も小学生なのですが、友達と毎日外で遊んでいます。しかし今回、集団生活をしていることで、今なお外で思い切り遊べていない子どもたちもいるのだということを知りました。

「お姉ちゃん!今度はバスケットボールしよう!俺ら強いで〜!」帰り際、そう言ってくれた男の子がいました。

「うん!約束ね!」

私は忘れられない一日になりました。一日でも早く子どもたちが外でいっぱい遊べる日が来ますように。

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