負けず嫌い

私は負けず嫌いです。

良くも悪くも、いろんなことを比べてしまいます。自分が嫌な奴になると分かった上でも、時に傷つくと分かった上でも、勝手に心が、頭が、比べてしまいます。

そんな負けず嫌いな私のお話です。

私たちIVUSAは、カンボジアに小学校建設をしています。このPandoもその資金集めの一環で始めました。



カンボジア小学校建設活動に参加してから、見るようになった、あるテレビ番組があります。その番組も企画の1つとして、カンボジアに小学校建設をしていました。

以前にちらっと軽く見たことはあるような気がしましたが、しっかりと考えながら、想いを抱きながら見るのは初めてでした。

ボロボロと涙が溢れました。



悔しかったんです。



感動もしていたとは思いますが、悔しくて悔しくて悔しくて、涙が止まりませんでした。



皆さんはこの番組を見てどう思いましたか?何を考えましたか?どんな言葉が、想いが、顔が、浮かびましたか?




すごくすごくすごく嫌な言い方をします。

テレビ番組なんだから、お金集めるのだって私たち学生より簡単。一気に多額なお金もぼんぼん出せる。ほいほいほいって学校建てれちゃう。私たちが費用が足りなくて実現できないような企画だって簡単にできちゃう。

そう思っちゃいました。

(たった一面しか見ていない私の率直な想いです。不快にさせてしまったらごめんなさい。)



でも、私たちが駅に立って想いを語り募金活動をすること、20万円の自腹をきって実際に現地で学校建設をすること、2ヶ年計画になったって、自分たちで集めたお金で自分たちで建設しに行くこと。

微力だけれど、私たちがカンボジアに小学校を建てる意味があるのは実感しています。



でもでも、カンボジアの子どもたちの成長が止まることなんてありません。建設費用を集めている間だって、どんどん学年が上がります。

カンボジアの教育面の社会問題を、いち早く解決するには、テレビ番組の方が効率は良いはずです。


でもでもでも、想いより効率なの?

ホームステイ先のママが、懐いてきた子どもたちが、あれほど喜んでくれたのに?

そんな葛藤も生まれます。


テレビ番組だって想いが0だとは思いません。私たちが、その想いより負けてるとも勝ってるとも思いません。そもそも勝ち負けでないとも思います。


でもでもでもでも!!!

やっぱり、やっぱり、悔しいんです。

また比べているのかな?負けず嫌いだからなのかな?


「微力だが、無力ではない。」

確かにそう。だって建ててるもん小学校。

でも、

「無力ではないが、微力だ。」


そのテレビ番組を見てから、こう思ってしまうんです。




だからなに?

と思う方もいるかもしれません。

テレビ番組はテレビ番組でやればいいし、IVUSAはIVUSAでやればいいじゃん。

と思う方もいると思います。



あーだこーだ言いましたが、結論なんて出ていません。葛藤に葛藤を重ねています。モヤモヤです。それでも、この悔しい気持ちは持っていたいんです。

答えがあるわけではないだろうけど、考え続ける価値を、私は感じています。





ぜひ皆さんのお話も聞かせてください。

たまごやきキング
2020.08.17

そのテレビ番組、みてるときにわたしもまったくおんなじことをななえにLINEしました
ああ、こんなすぐにお金あつまっちゃうんだ
こんな簡単に学校たっちゃうんだなって
くやしいなって
ぼくらがやってることってなんてちっぽけなんだろうって
でもそんなきもちとおなじくらいわたしは、わたしも自分が生み出せるかぎりの絵をかいて、こんなひとたちみたいにお金をだしてもらえる絵をかいてやるっておもった
いつになるかわかんないけど、いますぐではないからそれじゃあいみないのかもしれないけど、ぼくらにはぼくらなりのやり方すすめ方があると信じてます
ってなんの解決にもなってないかもだけど

これ書いてて自分で あ ってきづいたけど、
漫画家さんが描いた絵には漫画家さんの人生が。
番組の企画には、企画を立てたディレクターさんやそれの実行を支えたADさんやたくさんの関係者の方々の人生が。
実際に現地に行った芸能人の方々の人生が。
お金を学校っていうかたちに変えた大工さんの人生が。
そういうものがたくさん詰まってできあがったのがその番組の企画だとおもう。
から、けっして簡単にお金があつまったわけでもなく、けっして簡単に学校が建ったわけじゃないんだな。とおもいました。

それでもテレビとか芸能人の力がすごいことにはかわりないけど。
地域活性化でおてつだいしてるお祭りとかも、嵐とかが宣伝しちゃえば、1発で大盛況なんだろうなあ、とかなんだかむなしいなあとかすんごいおもうもん

長いうえになにも答えになってなくてもうしわけももか、というきもち。

土家 千夏
2020.08.21

ももさんありがとうございます!めっちゃなるほどなです🤔今度またお話ししたいです!

荒木 昌三
2020.08.16

テレビの企画で小学校を建てるのも、IVUSAの活動で小学校を建てるのもどっちも一緒だと俺は思うよ。
ただやり方が違うだけ。テレビにはテレビの良さがあってIVUSAにはIVUSAの良さがある。
俺は、お互いカンボジアの未来を良くしたい気持ちは変わらないと思ってる。
だから悔しいというよりかは「他に頑張ってる人がいるんだ!」っていう気持ちでいてるかな。
勝手に仲間意識持っちゃってるみたいな感じ?
俺はそんなところ!

土家 千夏
2020.08.21

しょぞさんもありがとうございます!また新しい視点の考えを知りました😳今度お話ししましょー!

タロウ
2020.08.16

ちなつが悩んでるから特別に、俺が今日の話から新しくまた悩んだことをさらに植えつけてあげよう思います。

「あれ、チョンコ村の学校に色を塗るって必死になってたけど、もしかして今ある200万円にプラスでもう200万円集めれば、まだ学校すらないカンボジアのどこかの新しい村に学校が建てることができる…?

…あれ?それならそっちの方がいいじゃん。」

そんなことを思ってしまいました。
考えれば考えるだけ、謎は深まるばかり。
迷宮入りです。
(俺が新しくモヤモヤしたから、すでにモヤモヤしてるちなつにも特別に分けてあげた笑笑)




でも、ちなつが最後に言ってたように、考え続けることが大事だと思うんだ。

「考え抜くことより、考え続けることが大事」
この前のゆかりの記事にあった言葉。

正解なんてないから難しいけどさ。それでも、答えのない色んなことを、1人じゃなくてみんなで、これから考え続ければ、そんな俺たちがこれから完成させる学校は、きっと素敵なものになるんじゃないかな。

土家 千夏
2020.08.21

たろしゃんありがとうです!モヤモヤ追加いただきましたあ!(笑)また話しまそ!!