早いもので、私達がカンボジアから帰って来て半年以上が経ちました。この半年、IVUSAでの活動でもそれ以外でもカンボジアでの体験を話す機会も聞く機会も多くあり、その中で気づいたことがあったのでそれを書かせて頂きます。
結論から言うと、こんなに楽しい12日間は初めてでした。村での学校建設、ホームステイを通した現地の方との交流、観光、かつてカンボジアから教育を奪った大虐殺の場を訪れて話を聞いたり、感じたことや考えたことをミーティングでアウトプットするなど非日常の中で多くの「思い出」ができためちゃくちゃ深い日々でした。
しかしその「思い出」は今の日常生活の中でどのくらい活かせているでしょうか?
「思い出」で終わってしまってないでしょうか?
みんなの話を聞いていると、単に生活環境の違いなどを語っているだけではなく、それぞれの視点からの気づきがあります。どれも実際に現地に行き、かつ主体的に非日常に触れていこうとしたからこその話だったと思います。
そして、そういう非日常で培った新しい視点は日常でこそ活かせるものではないでしょうか?
実際私自身、行く前と帰って来てからでは同じ経験でもをどのくらい自分に吸収できるかが全然違いますし、今までは聞こえなかった周りの声が聞こえる様になりました。
実際多くの人から「まさたか変わったね」と言われますし、ついつい早口になることも、声のトーンがやたら強くなってしまうこともかなり少なくなりました。
そうやってカンボジアでの経験を元に成長し、それをまたカンボジアのために活かしたいです。