第14回 日中韓交流の目指すべき姿 

前回(第5回)の記事では「草の根交流が果たす役割」と題して、私が事務局員として活動するに至った経緯と交流会が果たすべき役割について述べました。

今回は私が参加した2010年度の交流会を少し違う視点から振り返り、我々事務局が目指すべき姿(ビジョン)について述べたいと思います。

前回お話ししたように、私は2010年度の交流会に参加しました。当時の思い出について語りだすと止まらないのでそれはまたの機会に…(笑)
実は2010年度の交流会で初めてOB・OG交流会が開催されたんです!!
今回はこの年のOB・OG交流会について調べたことをお話しします。

第1回のOB・OG交流会は、私たち小学生の交流会に随行する形で、東京都・奈良県で開催されました。交流会1期生(2002年度参加者)総勢39名が参加したそうです。
小学生のメインイベント「絵本づくり」に対して、OB・OGの皆さんは「日中韓未来交流夢マップ」なるものをグループごとに作成しました。
これは、交流会が目指すべき姿やそのためにどのような活動をすべきかを具体的に提案したものです。

以下に4つのグループの提案を抜粋しまとめました。
・日中韓交流の活発化によって相互理解を促進し、三国間の友好を目指す
・日中韓子ども童話交流を一度限りのものにせずOB・OG交流を継続すべき
・OB・OG交流の場を増やすべき
・インターネットを利用してネットワークを拡大すべき

今回、第1回のOB・OG交流会について調べて、このような提案の内容こそが我々事務局に求められている役割なのだと再認識しました。
我々事務局としても、毎年夏・冬2回の参加経験者交流会を企画・運営しており、新たな試みとして中高生イベントも企画するなど、参加経験者の交流促進に努めています。
事務局員として、今後も3国間の更なる交流の促進を目指して活動に貢献していきます!!

なお、日中韓子ども童話交流の詳細につきましては、以下のリンクからHPをご覧ください。
http://www.douwa-kids.com/ja/index.html