第22回 グループリーダーをやって思ったこと。

吉富です。

今回は大学生になってリーダーとして参加したときに感じたことを書こうと思います。

大学1年生になった年に日中韓子ども童話交流にこどもたちのグループリーダーに応募しました。私が小学生の時に参加したのは約10年前、当時のことは楽しかったという気持ちは覚えていましたが、具体的なことの記憶は薄れていました。グループリーダーとして参加し、10人グループのリーダーとして1週間過ごしました。その1週間で世話の焼ける小学生に悩まされましたが、逆に私が気づかされたこともありました。韓国や中国のこどもたちは日本に比べて英語が堪能で私は英語で彼らと意思疎通を図ることが出来ました。日本の小学生は英語を話せる子はおらず、簡単な英語ぐらいでした。しかしそんなことに構わず中韓の子とコミュニケーションをとろうとしていました。私は英語が堪能ではなく、分からない英語が出てくると途端にコミュニケーションを取るのに苦戦してしまっていたのに。私はこんな小学生の姿を見習わなきゃいけないなと思いました。そして驚いたのはスマートフォンの通訳アプリです。私が小学生の時はスマートフォンなんてありませんでしたが、今は中韓の小学生のほとんどが持っていました。彼らは英語が話せない日本の子とそれを使ってコミュニケーションを図っていました。私の時とはコミュニケーションの取り方が違ったので少し戸惑いましたが、今だから出来る方法なのかなと感心もしました。技術はどんどん進歩していく今、他国と関わる手段はたくさんありますし、この先も増えていくと思います。私たちはこの時代を生きているからこそそういった様々な手段を使って、恐れずにお互いを知っていく必要があるのだと思います。