第30回 他の国際交流事業に参加して開けた視野

おはようございます。副事務局長の一戸です。

今回は、日中韓子ども童話交流ではなく、他の国際交流事業である日韓大学生討論会に参加してから自分に起きた変化について投稿したいと思います。

私は、日中韓子ども童話交流の副事務局長を大学1年生の冬から続けていますが、当時短い期間ではありましたが、幹部としての活動をしていくうちに、自分の知識と経験の無さを痛感していました。自分にとって、大切なこととして視野を広げる必要性があるのではないかと思い、国立青少年教育振興機構の事業である日韓大学生討論会に参加することを決めました。

まだ、今と比べて英語も拙かった自分は、韓国人との対話を行うのも大変でしたし、コミュニケーション能力も無いため、とにかく早く周りの人と馴染めるように努めました。

討論会では、男女平等参画社会について話し合いました。韓国では、今もなお、男女平等が進んでいない面もあり、食事の際のマナー、風習について古い側面が残っていることを学びました。学校の体育の授業で、男女同じ授業すべきか、警察官の試験の日韓での男女間での違いなど、あらゆる方向から話し合うことができました。
私たちの班では、未来に残す事業として、小中学生に男女平等について考えさせる授業のような企画を実際に行うことを提案しました。結果、5つの班の中で一番素晴らしいアイデアとして選出され、次年度以降の大学生討論会の計画に織り込まれることとなりました。

大学生討論会を経験して、日中韓子ども童話交流の仲間たちとの会話をするうえで、自分の意見を発信するのが少し前よりできるようになったと思います。


人生初の海外渡航で、なおかつ、知らない韓国人・日本人との交流は、何事にも変え難い経験だったと思います。
日中韓子ども童話交流に小学生の時、参加した時と同じように、大学生討論会参加においても、新しい世界に飛び込むことができたという良い意味での心の変化の無さは自分の長所の一つだと気づくこともできました。積極的に行動し、今までに無いもの(価値)を生み出す力も増したような気がします。

就職先も決まり、来年からは社会人になります。
どの部署に配属されても、自分の長所を活かして、協調性を保ちつつ、積極的に自分をアピールすることで、さらなる高みを目指していければと思います。
3期通しての副事務局長としての活動も残りわずかとなりました。
自分が指揮をとるPandoの活動で有終の美を飾って、今後もまた、新たな挑戦をしていきたいところです。