第38回 変化した日中韓を見る目

こんにちは。副事務局長の一戸です。

今日は、私が大学入学後に変わった「世界(日中韓)を見る目」について投稿したいと思います。

私が、法学部を選んだ理由は、法律だけでなく政治学についても学びたいという意欲があったからです。元々、そういった学問に興味がなかったのですが、従姉妹が法学部で、公務員に就職を決めた影響もあり、将来的に自分も似たような道に進めればと思い、東京経済大学の現代法学部に入学を決めました。

大学のゼミや講義を聞くことにより、さまざまな学問について学ぶようにしたおかげで、私の世界を見る見方が変わった気がします。もちろん、日中韓の事務局での活動をする他、日韓の大学生討論会、そして青年交流に参加することで、コミュニティが増えました。それにより、価値観や自分の考え方も変わった気がします。しかし、大学の講義の先生方の意見を聞くことで、良い意味で偏りを感じられる部分もあって、刺激を受けることができたと思います。

例えば、私の研究テーマである慰安婦問題についてはいろいろな角度から見つめる必要があります。日本政府からの視点、韓国政府からの視点、被害者からの立場など、多くのことを踏まえた上でどうすれば解決につながるかということを考えなければなりません。日本国民としては、文化交流が盛んな日韓両国であるからこそ、なんとしてでも解決に結び付けたいところです。私見としては、韓国政府が歩み寄ってきている中で、日本が謝罪を重ねることにより、世界からの関心と信頼を得ることで、経済効果を生み出せるのではないかと思っています。

安倍総理が辞任したことで、次の総理が誰になるかで日本の今後は大きく変わってくるのではないかと思っています。安倍政権で解決しきれなかった問題は多く、慰安婦問題、徴用工問題、そして拉致問題など課題は山積みです。コロナの影響も大きく、日韓の関係を保っていくことに目を向けにくい状況ではある中、私たち事務局員としても活動に支障は出てきています。

来年の4月から市政運営に携わる身としては、今後、政治的私見を述べることができなくなります。どうすれば、市民が快適な生活をしていけるかを考えていく必要があります。大学卒業後も「一生勉強」のモットーの元、世の中の出来事に目を向けていきたいと思っています。