大船渡郷土芸能〜その2 剣舞編〜

こんにちは!

この度は私のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます🙇‍♂️


大変お待たせしましたっ!

みなさん、お待ちかねの、、

*赤澤鎧剣舞(あかさわよろいけんばい)について話していこうと思いますっ!!


え?

何だそれ?って、思ったそこのあなた!!

のために、少し前回のお話も交えてご紹介しますね~!



まず、赤澤鎧剣舞とは、

岩手県大船渡の郷土芸能の1つで、

前回紹介した

*仰山流笹崎鹿踊(ぎょうざんりゅうささざきししおどり)

と同じ仲間ですが、地域が異なるため

踊りや、その内容も、まるっきり違うんです!!!


この踊りはお面が1つ1つ特徴的で、天狗のようで、どこか違う、妖怪のようで、ジブリに出てきそうな、そんな感じです。(語彙力…😇)

遠くから観ていたので、もっと近くで観たかったなぁと思っています。😂

動きも本当に面白くて、これはどんな物語なんだろう、、と魅入ってしまいました

私が観たままをお伝えすると、

10人くらいが縦に並んでいて、

先頭のお猿のお面を被った人と向かい合わせで、剣を振りながら踊ります。


そして、お猿さんのお面を被った人から遠い人から1人ずつ抜けていって、

最後、お猿さんが一人になるという

内容でした



この踊りにはどんな意味があるのか、

何を伝えようとしているのか、、


気になりますよね!??


しょうまほreserch✏︎によると、

これは遡ること   時代、源平合戦。

敗北を着した平家の亡霊が夜な夜な現れ恐ろしい形相で暴れまわり、源氏一族の眠りを妨げたそう。

(眠りを妨げるあたりが可愛いですよね。笑)


そこで、登場したのが、みなさん一度は聞いたことがある弁慶。(お猿さんじゃなくて弁慶さんでした笑)

この人は位の高いお坊さんで、笛と太鼓をお供に、念仏を唱え、亡魂を鎮めたというのが、由来だそうです!!


古来よりお盆の時期にお寺や部落を回り祖先供養のために行われたのがこの剣舞(ケンバイ)なんだそうです!



しかもこの剣舞は、赤澤部落で江戸時代から始まった踊りで、大船渡市無形民族文化財にも登録されています!!

最近まで踊りで用いられる太刀は真剣だったそうです…✨


カッコイイ

そんな隠された物語があるなんて、、日本人の血が騒ぎますね。

面白いお話があるとさらに興味が湧いてきます


剣舞も鹿踊と同様に地域によって踊り方や演じる内容が異なります。

な、な、なんと!

赤澤鎧剣舞を入れて12もの団体があるんです!!これはもう観るしかない😳


できるのであれば、全部鑑賞して

自分のお気に入りの剣舞を語れるように、

なりたいものです


そして、最後に

この一枚。


私の中のベストショットだと思ってます。笑


祭りを終えて、踊りを終えて、

歩く後ろ姿。


(個人的に人の後ろ姿が好きなんですが笑)


祭りの漢。って

カッコいいなぁと改めて思いました。

背中で語るとは、まさにこのことを言うんだなと思いました。

この青空はきっと彼らのためにあるんだな、とまで思わせてくれる、この空気感


東北の祭り、みなさんにも

ぜひ足を運んで

味わってほしいです!!!


ということで、、

次回は、

6月2日、3日に福島県で開催される東北絆まつりの様子をお届けしようと思います!!

それではこの辺で失礼します🙇‍♂️

長いあいだお付き合い頂きありがとうございました!



写真引用

参照:


http://kyoudogeinou-ofunato.iwate.jp/dantai/kenbai/akasawa/