Restart

2020年に大学に入学した私は、この春無事に2年生に進級した。1年生の自分は、大学の勉強に人並みに取り組んで単位をとり、アルバイトをやってみたり学生団体に入ったりもした。特に学生団体に所属してからは新しく活動の軸が増え、人間関係も広がって以前よりは充実した日々を送れていると思う。2年生としての今年は、大学の授業や団体の活動にもっと積極的に参加しつつ自分の夢に近づくための一年にしたいな…

 

夢。

 

「よっちゃんって、将来何になりたいの?」

 

こんなことをたまに聞かれる。正直、なんでこんなこと聞くんだよとは思う。でも、はっきりと答えられたことは少なくともここ数年は一度もない気がする。何となく嫌だなって思う。それは「夢がない自分」に対して、というよりは「明確な夢や目標がないのに特に何も行動しようとしない自分」に対して、だ。

 

一応中学生の頃にはなりたい自分の姿?はあった。その目標を達成するためにいきたい大学や進みたい分野がなんとなく決まり、その大学を目指すための高校の進路希望も決まっていった。高校に関しては希望通り進んだ。高校ではそこそこに勉強をこなし、いよいよ大学受験という高3の秋、私はある大学の推薦入試を受験することになった。しかし、受験の準備に入ると私は小さくない違和感を感じるようになった。

 

「自分って、本当にこの勉強がしたいのかな」

 

あまりにも致命的だった。高校1、2年の頃に将来について真剣に考えなかったツケが思わぬ形で回ってきてしまったのだ。確かに目標はあった。だけど、それが当時の自分の適性や好きなこと、何より将来目指すべき姿だったのか…大事な時期に、一人混乱してしまった。結局その大学の推薦入試は不合格、その後各大学の一般入試も惨敗に終わった。

 

あれからしばらくたち、大学2年になった今、改めて大学1年の生活を振り返ってみる。将来のことについて色々考えたかって言われても、やはり首を縦には振れない。確かに去年は慣れない環境での生活に加え厳しい社会環境であったし、毎日を過ごすことに精一杯だったと思う。けれども、そうしているうちにも時間は進み、次の進路を明確に決めていく時はあっという間に来てしまう。

 

「ビジョンやマインドなしに結果は出せない」

 

これは先月私が参加したオンラインイベント、Pandoアカデミーによる「10年後の年収を10倍にする就活セミナー」の中での言葉だ。それによると、仕事で成果を出すためには能力やスキルだけでなく、確固たるビジョンやマインドを内に持ち、そのビジョンを実現させるための行動を起こすことが前提であるということだった。それを聞いた私はハッとした。過去の私は目先の結果を意識しすぎたあまり、ビジョンやマインドを考えることを疎かにしていたのではないかと。

 

「将来の志は常に高く持ちなさい。そして、日々の足元のことをしっかりやり遂げることこそが、その志に到達する最も近道なのだ」

 

これは、私が尊敬する実業家である小林一三の言葉である。彼は様々な事業を興したビジネスの天才であるが、中でも特筆すべきは鉄道会社の経営だ。彼はある地域で鉄道の建設を任されたが、当初その地域は山と田んぼしかなく多くの利用者が見込めるとは言えなかった。しかし彼は鉄道沿線に街を作り、住宅地を形成してたくさんの人に住んでもらおうと考えた。これこそが彼のビジョンであり、その後成功した鉄道経営に対するマインドである。

 

「将来の志は常に高く持ちなさい」小林のこの言葉は、私に向けた言葉のように感じる。大学で学ぶことができ、学生団体に入って高い志を持った仲間と出会えたことは、自分にとっては贅沢なことであり、またチャンスであるようにも思える。そして自分にとって「日々の足元のこと」というのは、マインドを磨き、ビジョンを描くことなのではないか。


「よっちゃんって、将来何になりたいの?」

 

私は、今この場ではっきりとしたビジョン、すなわち夢を言えないし、言うつもりもない。だから、大学2年として過ごすこの一年を「具体的なビジョンを描き、それを実現させるためのマインドを磨く1年」と位置付け、新たなスタートを切りたい。

 

今回の就活セミナーでは、私の今後の過ごし方に対するヒントを得ることができた。この場を設けてくださった関係者には感謝したい。


https://pando.life/academy/event/469

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