「麺食×学生」への意気込み

ラーメンは結構好きな方だ。



高校生の頃から、友人に誘われて何度かラーメン屋に足を運んだ。その友人は私と違う高校に通っていたので、あまり頻繁には行けなかったが、たまに食べるラーメンはとても美味しかったのを覚えている。

当時の自分にとってラーメンとは何だったのか。ラーメンを挟んで友人と向き合ったその時間は何だったのか。改めて考えてみる。


それは、毎日は会えないその友人との、コミュニケーションのきっかけだったと思う。ラーメンをすすりながら、互いの高校のことや将来のことをざっくばらんに語り合った。なんてことの無い日常のひとときだったが、今となってはかけがえのない思い出であり、今の自分の一部になっている。


さて、今の私はと言うと、SNSで偶然見かけた東北支援学生団体JoyStudyに所属している。とはいえ、それまでの自分の人生を振り返ってみると、あまり東北に縁があるとは言えなかった。だから私は、「東北のことをもっと知りたい!」と思い、所属している広報部の活動の延長として、東北の文化に積極的に触れるようになった。


そんな中、先日「喜多方ラーメン坂内×学生団体!笑顔の創出者となれ」というイベントが開催されることを知った。東北の魅力をもっともっと理解し、現地のために自分にできることを考えるきっかけとして、自分自身の成長に繋げたいと考えた私は、参加を決意した。

株式会社麺食様の「『食を通じた、気持ちの温もり』を伝えていく。」という企業理念は、「東北支援のために、自分たちが出来ることをする」というJoyStudyの活動方針にも通じるものがあるのではないか。そう考えた。

喜多方ラーメンの本拠地がある福島県は、10年前に東日本大震災で甚大な被害を受けた。大切なものを失ってしまった人々は、深い悲しみにくれただろう。決して簡単には立ち直れない環境の中、ラーメンを通じて笑顔を届けてきた麺食様の活動には、私たち学生が学べることも多くあるはずだ。

参加を決意したとき、ラーメンで笑顔になれた高校生の頃を思い出した。あのころの自分には、ラーメンを通じて知らず知らずのうちに笑顔がもたらされていたのだと、今では気づくことができる。今度は、私たち学生がラーメンで笑顔を創り出す番だ。コロナ禍の今、大切な人と簡単には会えない世の中になってしまった。それでも私は、ラーメンを通じて繋がりあえたあの感動を、もう一度味わいたい。

山本 一樹
2021.12.06

食を通じて、感じられることは多くありますよね!
ラーメンもその場で作られるのではなく、時間をかけて作られていることを考えると、重要性を感じますよね!