プロフィール

氏名: Angelina

生年月日: 2001年 5月19日

出身地: 日本 大阪

居住地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州

趣味:食べること/語学勉強(英語、スペイン語、中国語、韓国語)/文化交流

生い立ち:

私は大阪で生まれ育ちました。現在カリフォルニア州の大学に通う2年生で社会学を専攻しています。今の私の性格、動機、目標は自分の人生経験がきっかけとなっています。旅行好きの祖母の影響があってか幼い頃から海外の文化や言語に興味がありました。自分の知らない世界、遠い場所に行きたいという思いがありました。そんな私の人生のターニングポイントは二つあります。


一つ目は、人生で初めてできた大きな目標の中学受験です。学校のポスターを見て直感的に強く感じるものがありました。当時通っていた塾の先生に相談するも、私のレベルでは不可能。志望校を変えるよう言われました。しかし私は諦めるはずがありません。あのポスターを初めて見たときの気持ちが忘れられないからです。ほどなくしてその塾を辞め、母と二人三脚で勉強。そしてある家庭教師との出会いに私は救われました。模試を受けても残念な結果になるのは目に見えているので、受験には本番一発勝負で挑むことに。入試直前に解いた過去問は合格点に達することはなく、母はこの学校でなくても自分のレベルにあった中学校に入って楽しい学校生活を送ればいいよと言いました。でも私はこの学校以外考えられませんでした。この学校に入りたい気持ちだけは人一倍でした。無事に第一志望の中学校に入学しました。自分の努力と周りのサポートで不可能を可能に変えた、目標を達成した経験は初めて外国語、英語に触れた時、世界が広がる気がして、高校留学を目標に英語学習に力を入れるようになりました。勉強嫌いの私が唯一打ち込めた科目です。高校1年生の時初めて二週間の海外研修でアメリカ行った時、想像通り、それ以上の感動があり、アメリカで高校生活を送ることを確信しました。

二つ目のターニングポイントは、高校2年生から卒業までの高校留学です。アメリカでの高校生活を通して価値観が大きく変わりました。今まで育った環境と全く違う環境で様々なバックグラウンドを持った生徒に出会いました。毎日新たな発見がありました。いつも想像通りではありません。理想と現実のギャップにショックを受けることもだんだん出てきます。高校留学で英語力を身につけたことはもちろん、それ以上に学び得たことがあります。それは見聞、視野が広がったことです。例えば、歴史について深く考えるようになったこと。世界史の授業で原爆投下について討論する場面がありました。そこで自分が満足する答えが出すことができなくて自分の不十分な点に気がつきました。そして自分の意見、意思を持つことの大切さを気づかされました。様々な国籍を持つ生徒たちと共に授業を受ける環境で、私も自分の明確な意見を述べることができるように勉強しなければならないと思いました。また、人との出会いがきっかけで今まで関心がなかったことに興味を持つようになったことも留学で得た大きな財産です。また、中国出身のホームメイトにはたくさん助けられ彼女との間に熱い友情が生まれました。彼女との出会いから中国語にも挑戦しています。言語の習得は自分の世界を広げてくれると思っています。アメリカで助けてくれたのはアジアからの留学生です。志が人一倍高い彼らからはとても良い影響を受けました。知らない世界を知ることはアメリカの高校を卒業して日本の大学に進学しようとなんとなく考えていた自分の意思の弱さに気付かされることが多々ありました。今はそれらの言語を学びつつ、日本の歴史や文化についての知識を身につけ国際交流ができるようになりたいという思いでいっぱいです。大学生活もアメリカで送りたいと思いました。

高校留学でいちばん苦労したことは言語の壁でも学校の勉強でもなく経済格差です。大袈裟に聞こえるかもしれません。語学面や勉強で苦労することは予想していたからかもしれません。ホームメイトの中国人留学生をはじめ、アジアからの留学生のコミュニティは裕福な家庭の出身の生徒が多かったです。週末のショッピングはハイブランドが当たり前、高級車、身につけるものが違います。見たことのない世界を見るのはおもしろかったです。ランチやディナーのレストランも桁違い。友達付き合いも大事、でもその中で自分はそれほど使えるお金がないので悩みました。そこで私はそうしてこのような思いをするのか、生まれ育った家庭、国、環境が違うと経済格差が生まれるのか疑問に思い、社会について学びたいと思いました。英語以外の言語を学びたいというきっかけになりました。高校ではスペイン語の授業を受けていたのに加え、親切にしてくれた友達の母国語である中国語も学んでいます。