米百俵の精神で

14期りょうすけです!

今日は「ラオスへのより良い教育支援を実現するにはどうすれば良いか?」についてお話したいと思います。

私はラオスが自分の足で立てるようになる支援を行っていきたいと考えていて、校舎を建てる、物をあげるだけの支援を行なっていては、むしろラオスの人の依存を深めるだけで、自主性を奪ってしまう恐れがあると考えています。


そこで、私は「米百俵」の支援を目標に掲げていきたいと思います。


「米百俵」とは、幕末から明治初期にかけて活躍した長岡藩の藩士小林虎三郎による教育にまつわる逸話です。


戊辰戦争に負け、食に窮した長岡藩は、隣の藩から100俵の米が贈られました。しかし、当時の長岡藩大参事(家老クラスの役職)の小林虎三郎は、米を売り、学校、書物を建てます。虎三郎は、


「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」


と政策を押し切った結果、長岡藩から、山本五十六などの有能な人材を多く輩出することになりました。


この逸話から私は、現在のラオスにも同じことが言えると考えていて、ラオスの子供達に、適切な教育を行うことができれば、新生ラオスのこれからを担う人材が出てくるのではないか、そのために、SIVIOは子供達の教育意識をあげること、そして勉強をできる環境を整えていくお手伝いができれば、ラオスが自分たちの足で立てるような国に変わっていくのではないかと考えています。


色々な個性を持ったメンバーが集まるこのSIVIOで、教育意識をあげる為にはどうすれば良いか、持続可能な社会を作りあげるにはどうすれば良いか?それをみんなで話し合い、考えを形にし、実行・改善していけば、より良い教育支援になっていくのではと考えています。

「米百俵」の精神で、ラオスの真の友人になるために、みんなで気張っていこう💪

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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