最強のミュージカル映画!?『グレイテスト・ショーマン』の魅力

皆さん、こんにちは!
あっという間に8月が通り過ぎ、9月が訪れましたね。最近は暑さもだんだんと和らいできたように思います。


9月、といえば皆さんは何を思い浮かべますか?

お月見、お彼岸、運動会...
色んなイベントがありますよね。


わたしの中では、
9月は文化祭の季節!

というイメージがあります。


高校時代の青春をすべて捧げたと言っても過言ではないほど、わたしの母校の文化祭は全校を挙げて白熱します。

特に、3年生は夏休みを返上して演劇とダンスが融合したパフォーマンスを1から創るのですが、わたしが2年生の時の先輩が『グレイテスト・ショーマン』のテーマソングに乗せてクラス全員で踊っていた姿が印象的で、今でも脳裏に焼きついています。


しかしわたしは、その映画自体は見たことがありませんでした。曲のイメージだけが独り歩きするような状態で、2年が経っていたのです。

そして夏休みに入り、時間と心の余裕を手に入れたわたしは、ついに....
『グレイテスト・ショーマン』を鑑賞することができました!!! (歓喜)



感想を一言で表すと、
これこそがミュージカル映画の真骨頂


見終えてからの数十分は興奮が冷めやまず、心の底から痺れるような感覚に陥り、ただ画面の前で呆然とすることしかできませんでした。
それほど素晴らしい映画だったと、自信を持ってオススメすることができます。


この映画の魅力として1番大きいのは、やはりパワフルな音楽です。

劇中歌の「This Is Me」は、東京オリンピック開催期間によく流れていたCMにも起用されていたため、聞き馴染みがある人も多いのではないでしょうか。
「This Is Me」(Official audio): https://youtu.be/wEJd2RyGm8Q
この1曲だけでも簡単に惹き込まれるのに、劇中で歌われる曲はすべてハイクオリティで、圧倒せざるを得ません。

さらに、どの場面も画が美しく煌びやかで、耳も目も幸せな状態になれます。ミュージカル映画において、これ以上のものがあるのか?と本気で思いました。

一方、主人公バーナムの立ち振る舞いから「この映画はマイノリティを蔑視している」と批判されることも多々あるようです。

この映画の舞台はサーカスで、そこには「フリークス」と呼ばれる、社会的に弱い立場に置かれた人々が登場します。
バーナムは「フリークス」たちの個性に目をつけ、人前に出るように仕向けました。そしてその結果、彼は大成功を収めて舞い上がり、「フリークス」たちを商売道具ように扱うようになります。そのようなシーンもあるので、確かに差別的な印象を受けても仕方ないとは思います。

しかし、最初は人の目を恐れていた「フリークス」たちがありのままの個性を受け入れ、バーナムに対して「自分は自分を貫くんだ」と怒りを爆発させる様子から、わたしは、この映画は今なお絶えないマイノリティへの差別に警鐘を鳴らしているのではないか、と感じました。

『グレイテスト・ショーマン』は個性は魅力だというメッセージを伝えているのではないでしょうか。


マイノリティへの差別といった社会問題にフォーカスし、音楽の力を通して人々に提起する、そんな映画は滅多にありません。わたしはこれこそがミュージカル映画の為せる業だと思います。


高校2年生の9月からずっと見たかった映画にここまで満足させてもらえるとは思っていなかったので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
みなさんもぜひ見てみてください!

11月には、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが制作したミュージカル映画『ディア・エヴァン・ハンセン』が公開されるとのことなので、今からとても待ち遠しいです︎︎︎︎︎☺︎
『ディア・エヴァン・ハンセン』予告編:https://youtu.be/0bm9meTae8

手島智美
2021.09.14

おすすめの映画紹介嬉しいです✨
グレイテスト・ショーマン、私も大好きです!
ミュージカルは観たことが無かったので時間作って観たい!と思いました😀
島国であり単一民族の日本人にとって、違うこと=悪という空気がまだまだあるのが現実だと思います。そんな中「個性は魅力だ」ということを感じさせてくれる映画は貴重ですし、個人的にはグレイテスト・ショーマンが好評なのは移行期の今という時代を反映しているのかなと感じます!
またオススメの映画紹介楽しみにしてます!

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