HSPってなに?

こんにちは!K-Lab.のあみです!

前回の投稿から1ヶ月ほどが経ち、ひどい暑さに気が滅入る季節になりましたね。

皆さんはどうお過ごしでしょうか?


さて今回は、「HSP」について話していこうと思います。

あれ?おすすめの映画を紹介するって言ってなかったっけ...?

そこのあなた、よく気づきました。

前回の記事でそのように話していたのですが...なんせここ最近は、締切期限が迫るレポート課題の数々に追われる毎日です。映画を見るために必要な、時間と心の余裕がありません。

せっかくお気に入りの映画について熱弁するなら、もう一度観直し、その映画の世界観にどっぷり浸かったまま執筆したいという気持ちが強いので、それはまた今度の機会としましょう。


前回の記事、まだ読んでないよ〜という方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてくださいね!

前回作: https://pando.life/katharsis/article/63313

こどもの心でいるために

あみ
カタルシス

本題に入りましょう。

皆さんは「HSP」という言葉を知っていますか?

最近YouTubeや本などでも取り上げられることが多くなってきたので、知っている方も多いかもしれません。

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称で、他人の気持ちや外界の刺激に人一倍敏感な人のことを指します。


HSPの特徴としては、

①深く情報を処理する ②過剰な刺激を受けやすい ③共感しやすい ④心の境界線が薄い・もろい ⑤疲れやすい ⑥自己否定が強い

といったことなどが挙げられます。

参照: http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/


前回お話したように私は感受性が強いタイプなので、HSPの性質に当てはまるところが多くありました。

しかし、人とコミュニケーションを取るのは好きだし、どちらかというと社交的な方だと自負しています。それなら私はHSPではないのか...?と調べていると、こんな言葉を見つけました。


HSS型HSP


HSS型HSPとは、外部からの刺激に対して非常に敏感だけど、刺激を求めずにはいられない人のことです。


わ...私じゃないか...


この言葉と出会った時、自分という存在が具現化されたような感覚に陥り、私は衝撃を受けました。


特徴を見てみると、「周囲からは明るく元気だと思われているが、実際は違う」「自虐で笑いを取ろうとするけど、いじられると傷つく」「大胆な行動をとるのに、小さなミスをずっと気にする」「好奇心旺盛だが、常に警戒している」などなど。

これは私の自己紹介かな?と思うほどに当てはまっていていました。

初対面の人や大勢の人と話す時は頑張りすぎてしまうため、翌日は疲れて部屋から出られなくなります。

高校時代には、聴覚が過敏なために、声が大きすぎる先生の授業がかなりのストレスで、突然意識が飛ぶこともたびたびありました(これは超限界抑制という現象らしいです)。

クラスの友人に「あの先生の授業、ずっと寝てるよな!」と言われてかなりショックだったのを覚えています。

寝たくもないし、眠たくもないのに...

と自分が惨めに感じました。

でも、授業中に寝ては目覚めて、を繰り返す私を見てそう思うのは仕方ありません。この時は結局、担任の先生に相談して、席を最後列にしてもらうことで落ち着きました。

このように、HSPの人はそうでない人に理解してもらいにくいことが沢山あります。生き辛さを感じることもあります。

でも、私は自分の持っている性質を誇りに思っています。

なんでもない日常にも、人よりも多くの気づきがあることは素敵なことではないでしょうか。


ここまで読んでくださった人の中には、もしかすると「自分もHSPかもしれない」と思った人がいるかもしれません。そういう人は、ぜひ、そんな自分を認めてあげてください。HSPは病気ではないし、繊細な心を持っていることは誇れることです。

「そんな人がいるんだ!」とHSPのことを初めて知った人は、自分の周りにもそういう人が一定数いることをそっと頭の片隅に置いておけば、そういう人への見る目が変わるかもしれません。


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