価値観の壁を越えたい

私にとって徽音祭とは? 「自分を夢中にさせた人生で初めての物」です。徽音祭は、フィルターをかけたわけでもエフェクトを付けたわけでもないけどなんかキラキラしてる、とにかく人がたくさんいる、なんかすごく楽しいという印象でした。元々盛り上がるお祭りは大好きだし、目立ちたがりな性格というのもあって、ピンクの法被着て、パンフレットの最後に写真が載れば目立つに違いない!ということから、高校2年生にしてお茶の水女子大学への入学を決意しました。しかし入試結果が残念ながら伴わず…。大学に入るという目的だけで受験していたら現役進学をしていたと思いますが、やっぱりあの時見た景色を思い出すとどうしても"徽音祭実行委員"になりたくて、1年余分に勉強しました。

これだけ魅力的に感じ、人生設計を変えてしまうほどの存在だと思っている人はそんなに多くないと思います。小さな大学とはいえ実行委員として関わっているのは全学生の10%ほど。残りの90%の学生のうち模擬店を出すなどして参加をしている学生もいますが、大半は外から眺めているだけ。現に、同じ学科の同期はおらず私1人。「何が楽しいのか分からない」、「大変なだけじゃないか」ということを何度も周りから言われました。どうして自分にはキラキラしてるように見えた徽音祭が同じように目に映らないんだろう。もどかしくて仕方ありませんでした。

私は今年の徽音祭実行委員の中では唯一3年間「企画部局」の人間として携わることになった人です。企画部局は1年間かけて準備してきたことが1番お客さんの目に分かりやすく伝わる表向きな仕事がメインです。それは自分が1番分かっています。ラストイヤーとなった今年、企画を通してお茶大生に徽音祭の魅力が最大限伝わるように、企画作りに今現在取り組んでいるところです。

第71回徽音祭、乞うご期待。

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