輝く魔法のように

 KIFCに入った理由というのは簡単で、大学で一つの目標に向けて頑張りたいからです。

 数多くの人から、大学生活は何もしないままで終わりを迎えた話を聞き、それに大学に入る前の自分も印象に残った学校生活は特にありませんでした。

 せっかく大学に入ったのに、今までみたいに、何もせずに終わってしまうのは寂しいから嫌だと思って、せめて一つのことを成し遂げたいし、大学生としての自分も変わりたいから、KIFCに入ることに決定しました。

 最初は留学生として、しかも人見知りなところがある自分が、浮いてしまうのではないかと、少し悩んでいたが、KIFC内のイベントや徽音祭に向けて準備をしている期間のいろんな出来ごとがあって、実行委員のみんなが優しく接してくれて、できない私をサポートしてくれました。

 入るときから3年目までに続くと思っていたが、一年目の徽音祭最後のグランドフィナーレで、距離の遠かった幹部の先輩たちが、KIFCに対する想いを語っていたのを見て、みんな輝いているように見えました。この団体は、本当に人を変える魔法を持っているのではないかと思うぐらい、KIFCの仕事を続けたいという思いは強まりました。

 そして、二年目では優しい先輩とかわいい後輩を持つようになり、相変わらず頼りない自分ではあるが、みんなが背中を押してくれるような気がして、失敗はあっても諦めることは考えもしませんでした。

 三年目になった今でも、自分のできることを全力でやって、最後の一年に、悔いのないように努めていきたいと思います。

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