「自分の好きなことで人、社会に貢献する」
私のビジョンは自分の好きなことで人、社会に貢献するという事です。
(写真は学生時代のアイドルコピーダンス大会の時のものです)
大学卒業後、銀行員、化粧品会社の法人営業、IT企業のOLとして働いていく中で
自分は何のために働くんだろう?と常に考えていました。
お金のため、と割り切って働く人が一番周りに多かったように思います。私自身もそうでした。
お金がないと何も出来ないですし、間違いではないと思います。
ですが、自分がお金以外に働く中で得たいものってなんだろう?と考えた時に出てきたのが「自分の好きなものを通して人に喜んでもらうこと」でした。
どんな仕事でも、それを行うことで顧客、同じ会社の人に感謝される事はあるとは思います。
ですが、感謝される中でも仕事の内容が自分の好きなものとマッチした時の喜びは非常に大きかったように感じます。
自分の好きなものが人の役に立つという需要が感じられる瞬間がとても嬉しいのです。
ただの趣味の領域だったものが人に大きな影響を与えることもあります。
それを感じたのは短大生の時でした。
中学生の頃からアイドルが大好きで、時間があればYouTubeでアイドルのmvを見て、振りコピをしたりしていました。
アイドル好きは高校生になってからも続き、好きなアイドルのライブにせっせと通ってました。
アイドルは好きだけどアイドルを職業にして生活するのって厳しそう、シビアな世界だなと思っていました。そのため自分がなりたいとは思っていませんでした。
そんな中で、高校生の時に大学生限定のアイドルコピーダンスの大会があることを、同じくアイドル好きの友人から教えてもらいました。
「大学生限定か〜、高校生じゃ出られないけど楽しそう!大学入ったらやりたいね!」と話していました。
その後、アイドル好きの友人とは別の大学に進学しました。
別の大学ではありましたが、時々ご飯に行っており、ある日その子と夜のガストでアイドルコピーダンス大会の事を思い出しました。
大会出てみたい!と衝動的にスイッチが入ってしまった私は、半ば強引に
「次の大会参加しよう!メンバー大学で集めてくる!」と言い、
同じ大学の他の学部まで探し、可愛い子達をかき集め本当に大会に参加することになりました。笑
ただ、短大生は入学して一年後には就職活動が始まってしまい本当に時間がありませんでした。
メンバーそれぞれ介護やアルバイトをしながら、衣装を探しに何軒もお店を回ったり、寝る間を惜しんでスタジオを借りてダンスの深夜練習をしたり、音源を編集してくれる友人を探したり、、チケットノルマを捌くために真冬に外で手売り販売をしたり、、
自分がストイックなのはいいのですが、当時はかなり周りを巻き込んでいたように思います(笑)
私をはじめ、周りのみんなも体力的、精神的に負担は大きかったと思います。
そして、努力の末参加こそしたものの、入賞は夢のまた夢で結果は悔しいものになりました。
ですが、大会の後一緒に頑張ってくれたメンバーから、「大学生活で一番印象に残る思い出ができた」「こんなに何かに打ち込んだことない」「人に見られる事意識するようになって美意識上がった!誘ってくれてありがとう」
と泣きながら言ってもらえて、とても救われました。
私からすると、ただ自分が好きな事がやりたくて周りを巻き込んでいたのですが、結果として周りの人の気持ちを満たしていたというのが本当に嬉しくて、入賞する事よりも価値を感じていました。
趣味だったダンスの振りコピもメンバーに教える際に役に立っていたり、趣味も無駄ではなかったなと思いました。
アイドル好きが転じて功を成すこともあれば美容好き、猫好き、ゲーム好き、おしゃべり好きなども活かせる機会があるかもしれません。
私は株式会社KNOCKを通して、自分の好きなことを活かしてストイックに、
時に人の力をお借りしながら(笑)
人、社会に貢献することをビジョンにこれからも邁進していきたいと思います。