こんにちは、スーンのちーなです!
今日は、私の夢とスーンのビジョンの接点でもある、
子どもたちの可能性を広げる、とはどんな意味を含むのか現時点での私の思いを書いてみたいなと思います。
*きっかけ格差を作らないこと
「きっかけ格差」という言葉は私が参加しているNPO法人カタリバで出会った言葉ですが、それまで考えていたことが言語化された!と思いました。
出会ったことのない夢を目指すことはできません。
私自身の話をすると、中高時代を父の仕事の都合で上海で過ごしました。そこで初めて外国語や海外の文化や教育に興味を持つようになりました。
またそこで出会った先生に、海外でボランティアする選択肢を届けてもらいました。
このように、周りの環境によって、将来に描く未来は制限されてしまうと思います。
だから、私は子どもたちに私の豊富な経験(もっとたくさんのことをこれから経験したいです)を伝えたり、経験することで出会った多くの人に学校に来てもらいお話をしていただいたりして、きっかけの格差を少しでも縮めたいという思いがあります。
子どもたちのロールモデルを増やしていきたいなと考えています。
スーンの活動では、私たち日本人がその場所に行くということも、大きな意味を持つのではないか、と考えています。
小学生の子どもたちに将来の夢を聞いた時、
「警察官、先生」という答えが返ってきました。
その時は、人気な職業なのね、と思いましたが、
日本の子どもたちが答えるような職業があることをもしかしたら知らないのかもしれない、と感じました。
私たちが訪れることで、子どもたちに新たな選択肢が生まれたらいいなと思います。
しかし、だったら夢の授業をしよう!!
とは簡単には思えません。ラオスのチャンパサックで過ごす子どもたちにとって村の外へ行くのは難しいことです。
それなのに、多くの職業があるよ!!と伝えるのはどうなのか。
だけれど、知らない夢は描けないし、、、。考え続けなければならないと思っています。
*授業だけで完結する授業を
こちらはスーンの活動には少し、当てはまらないかもしれないです。
塾などに行ける子と経済的な事情により行くのが難しい子で、
学力に差がついてしまっているのではないか、という問題意識があります。
実際に、日本の教育格差は学校外教育で生まれている、というデータもありますよね。
そこで、家庭学習の力も付けられるような授業、補習等にも力を入れたいと思っています。そんな授業をするために、英語教育についてもっともっと学ばなくてはと感じています。
少し長くなりましたが、
きっかけ格差、学びの場所の格差を作らない、縮めることが、
子どもたちの可能性を広げることにつながるのではないでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回は、スーンの活動から得られたことについて書いてみたいと思います。
ちーな