【活動所感】17期渡航:高学年生向け授業衛生編

こんにちは!ちーなです。
今回は、17期渡航:高学年生向け衛生の授業についての活動所感を述べていきたいと思います♪
スーンの班活動では、低学年班、高学年班に別れて活動しているのですが、
(ちなみに、準備を主にする班ということで、授業はどちらもやります!)
昨年度は高学年班のリーダーをしていました。
ということで、とっても思い入れが深いです。
そのため、かなり長い文章になってしまいました。良かったらさらっと読んでみてください。

 *高学年班授業目的

  • 楽しさやどきどきするような感覚をスーンメンバーと子供たちが共有する
  • 子供たちがもともと持っている創造性を発揮する

 *衛生の授業目標

  • 生活の中で、授業で得た知識を意識し実践できるような授業にする
  • 歯磨き、手洗い習慣の大切さを学び、身近に感じてもらう

 *全体の流れ
お菓子食べよう→そのためには手を洗わなくちゃ→洗ってお菓子→食べたら歯を磨こう!という大まかな流れで実施しました。

 *各アクティビティー紹介
授業の流れに沿って各アクティビティーを紹介します。

・手洗い導入(新聞紙タワー)
アイスブレイクとして、そして手を汚すために新聞紙タワー作りを実施しました。ルール説明もスムーズにいき、作っていったメダルも喜んでもらえたようなので良かったです。また、どの班も盛り上がっていたように感じます。

・手の汚れの確認
脱脂綿を用いて手の汚れを確認しました。思っていたよりも子どもたちの手は汚れていて驚きました。子どもたちもその汚れに大変驚いていました。自分たちの手が汚れていることに気づけていたようでした。

・バイキンについての説明
手のひらのバイキンの写真を各島一枚印刷していったが、想像以上に子どもたちの反応がよかったので、目で見える資料の大切さを確認した。

・手洗い歌復習
実際に箱を机の上に上げて手洗い歌に合わせて手を洗う前に、ラオス語の歌詞カードを配り復習しました。歌詞カードはそむちゃんに作成してもらいました。元気よく歌ってくれて、スーンメンバーもラオス語の歌を頑張って覚えていった成果を発揮できたと思います。

・実際に教室で手洗いタイム
折りたたみ式の箱をバケツがわりにして、実際に教室で、歌いながら手洗いを行ないました。歌いながら手を洗い、その後再び脱脂綿で手の汚れを確認し、きれいになることを体感してもらうことができました。

・お菓子タイム
日本で買ったソフトサラダを食べました。塩辛すぎるようでしたが、気を遣って美味しいと言ってくれました。優しいですね、、お菓子は盛り上がるので良いと思いました。

・ 歯垢染色錠
まず歯垢を確認するために歯垢染色錠を用いました。
1校目の小学校では子どもたちにも食べてもらいましたが、美味しくなかったようで吐き出す子が絶えず、集中力が途切れてしまいました。そのため、2校目の小学校では、スーンメンバーのみが口に含みました。どちらの小学校でも反応はとても良かったです。

・ 虫歯についての説明
黒板で写真を見せながら、虫歯について説明しました。特に、誰でもなってしまうこと、一度なったら元に戻らないこと、歯磨きで予防できることを強調しました。

・歯磨きの仕方説明
元々、子どもたちにも磨いてもらうことを考えていましたが、虫歯が多い子が磨くと出血の可能性があることを事前学習で歯科に詳しい方に教えていただき中止することにしました。
スーンメンバーがその場で磨き、歯を磨くことで歯垢が落ちることを伝えました。また、細かく左右になど、司会の言葉に合わせて子どもたちも歯ブラシで、歯形の紙をなぞり、擬似体験してもらいました。

・歯磨き歌練習
馴染みのない歯磨き歌であったが、スーンメンバーが見本を見せた後、元気よく歌ってくれました。最後に記念撮影をして授業の終わりとしました。

 *感想
高学年生に向けて手洗いと歯磨きをするのは簡単すぎるのではないかと危惧していましたが、子どもたちの反応を見てほっとしました。子どもたちも自分の目で手や歯の汚れを確かめることができ、手洗いと歯磨きの大切さが伝わったのではないかなと感じます。
衛生の授業では、創造性を発揮するのは難しいかなと思いましたが、新聞紙タワーをアイスブレイクにすることで、班ごとに違ったタワーを考えて作っていました✨

細かいところまでミーティングを重ねて決めたことが活かされた、きめ細かな授業ができたように思います。衛生など、パッと聞いて楽しく感じられない授業でも工夫次第で楽しいものになることがわかりました。

最後までお読みくださりありがとうございます。
次回は、活動所感 17期渡航:高学年生向け授業プレゼント作り編について書いてみます。

ちーな