【活動所感】17期渡航:高学年生向け授業プレゼント作り編

こんにちは!スーンのちーなです。
今回は17期渡航:高学年生向けプレゼント作りの授業について活動したこと、思ったことを共有させていただきたいと思います。
前回も書いたのですが、私は17期で高学年班班長をしていたので、思い入れが深く、長めに書いてしまうかもしれません。

*高学年班授業目的

  • 楽しさやどきどきするような感覚をスーンメンバーと子供たちが共有する
  • 子供たちがもともと持っている創造性を発揮する

*プレゼント作りの授業目標

  • 子供たちが心を込めた自分たちにしか作れないプレゼント作り
  • 海外の文化に興味を持つきっかけとなり、感謝の気持ちを伝えられる授業

*アクティビティ概要
授業の流れに沿ってアクティビティを紹介していきたいと思います。

・世界のプレゼント文化の紹介
黒板に大きな世界地図を貼り、写真や動画を用いながら世界のプレゼント文化の紹介を行ないました。扱った国は、特徴的なプレゼント文化を持つマレーシア、メキシコ、イギリス、エジプト、日本です。子どもたちは、興味を持って写真やパワポを見てくれていたと思います。

・ビーズブレスレット作り
メインのアクティビティとしてビーズブレスレット作りを用意しました。
ビーズはほとんどちーなの私物を利用しました。予算的にも、だからこそできたアクティビティです。ビーズという限られた枠の中ではありますが、一人一人個性あふれるビーズブレスレットを作っていて、楽しそうな姿を見て嬉しかったです。みんな「見て!!」と私たちの方を向いていて、それぞれがあげる人を思い浮かべながら思い思いのブレスレットを作成していました。

・ポストカード作り
はがきを正方形サイズに切ったものを用いて、ポストカード作りを行ないました。事前に通訳さんに頼み、サンプルを作っていただきました。ノンビエン小学校ではそのまま写す子が多かったですが、ノンサ小学校では違う内容を書く子が多かったです。(私たちはノンビエン小学校とノンサ小学校の2つの小学校で活動しています。)

・封筒作り
最後にブレスレットとポストカードを入れる封筒を画用紙から作成しました。子供たちは想像していたよりも器用で、特に滞りなく進めることができました。

*感想
 プレゼント作りの授業は本来午後に予定していましたが、衛生の授業よりも時間がかかりそうとの理由から、授業時間を比較的多く確保できる午前に変更しました。また、高学年班の授業は最後のアクティビティだったため、現地での様子を見て直前に用意していた流れを大幅にカットしました。現地で臨機応変に対応できたことで、全てのアクティビティに取り組むことができ、良かったと思います。

 渡す相手も様々で、スーンのメンバ―にくれる子(昨年の副リーダーにあげる様子を見るのは本当に嬉しかったです)や、授業後すぐに先生にあげに行く子、好きな子にあげる子など様々で趣旨が伝わっていたようで良かったです。ポストカードは特にノンビエン小学校ではそのまま写す子も多く、一から作り出すことは苦手なのかもしれないと感じました。だからこそ、ビーズブレスレットという、もともと材料がある中から自由に作れるアクティビティを用意できたのは良かったと思います。

 プレゼント紹介の時に、じーっと写真を見つめている子も多く、海外のプレゼントの文化にも興味を持ってくれたのかなと感じました。また、それぞれの個性が出ているプレゼントを作ってくれていたので、目標はどちらも達成されたと感じています。

 最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、高学年班の班長として1年過ごして感じたことについて書いてみたいと思います。

ちーな