高学年の授業紹介

高学年に行った衛生の授業の紹介をします!

高学年班では、

1楽しさやドキドキするような感覚をスーンメンバーと子ども達が共有する

2 子ども達がもともと持っている創造性を発揮する

の2つを目標に活動を行いました。

今回の衛生の授業の目標は以下の通りです。

1 生活の中で、授業で得た知識を意識し実践できるような授業にする

2 歯磨き、手洗い習慣の大切さを学び、身近に感じてもらう


続いて授業の流れを紹介します。

今回の授業は5人程度の班に分かれて行いました。

わざと手を汚すためにまずは新聞紙タワーを作ってもらいます。班ごとに新聞紙タワーの高さを競ってもらいました。

次に汚れた手を脱脂綿でふき、汚れを確認します。

続いてラオス語の手洗い歌を一緒に歌いながら手を洗い、日本から持っていったおせんべいを食べました!

その後歯垢染色錠を用いて歯の汚れを確認します。

続いて歯磨きの説明をしました。専門家のアドバイスを受けてその場で実際には歯磨きをせず、口をゆすいでもらいました。


手洗いに関しては全体的にはうまくいったと思います。新聞紙タワーは思ったよりも時間がかかりましたが盛り上がっていました。しかし、紙タワーの作り方が、子どものアイデアではないかもしれないという課題も見られました。子どもたちだけだとうまく建てることができないためどうしても手伝ってしまうことになってしまったのが原因です。その後の手洗いではコットンで手をふいてコットンが黒くなることで汚れというものを可視化できてとても良かったと思います。また、お菓子はサラダせんべいを持って行きましたが、子供たちがとてもしょっぱそうにしていたためもう少しお菓子をあげる際には味を考えた方が良いかもしれないという反省もでました。

歯磨きに関しては課題が残る結果になりました。歯垢染色錠が授業の円滑な進行を妨げてしまったのです。歯垢染色錠がよほどまずかったと見え、近くのの窓に駆け寄って吐き出す子が続出しました。確かに初めて食べたら不味くて少しの間とはいえ口をゆすげないのは辛かったのだと思います。

 実際に授業をしてみなくてはわからないことがたくさんあるというのが今回学んだ一番大きなポイントでした。そういったことを受けて問題を現地の限られた時間の中でどう修正していくかというところが重要であり、その対応力が私たちに求められる力の1つであると感じます。