こんにちは! スーンのぺんです!
画像はワットプーで見られるゾウさんの彫刻です。
今回はスーン流会議について話したいと思います。
私は今までボーイスカウト、生徒会、模擬国連、スーンと様々なところで会議をしてきました。それぞれの組織で会議の進め方に特色がありました。特にボーイスカウトは目的と目標をはっきりとさせ、それに適う活動は何かを考えていたように思います。
私の感じるスーン流会議の特徴は
1 意見を捨てない
2 コンセンサス
です。
意見を捨てないというのは一人一人に意見出ししてもらった後、簡単に多数決などでその案をつぶさないということです。ラオスの子どもたちのためになることは何だろう、スーンのためになることは何だろう、とメリットやデメリットを抽出して、吟味しつくしたうえで案の採用可否を決めます。もちろん全ての案を採用することはできないのですが、案の一部を採用することは結構あります。このことで、テキトーに案出ししなくなりますし、誰かを放っておくなんてこともなくなります!
コンセンサスとはその名の通り全会一致のことです。全体ミーティングともなると難しいこともありますが、班ミーティングでは基本的にコンセンサスを取ります。班全員が納得できてこそ、初めて同じ方向を向いた運営ができるのです。
社会人になったらそうもいかないことは多いでしょう。それでも、大学生にはある「時間」を使ってラオスやスーンを全力で大切にしようとしているシステムだと思います。
もし社会人になって、会議を取り仕切る役になったら、安易な多数決は避け、一人一人を尊重できるような人になりたいです。