【1月15日(日) 第7期特別講義開催報告】

LAP第7期の特別講義を、対面とオンラインのハイブリッド形式で行いました。今回は株式会社リディラバ代表の安部敏樹さんを講師にお迎えし、社会問題とどう向き合うのかについて考えました。

冒頭は、安部さんの人生を振り返りながら、リディラバでの活動について学びました。リディラバでは「社会課題を、みんなのものに」というビジョンを持ち、見つけた社会課題の存在を世に広め、解決するところまでを担っています。社会課題の認知を広げるために、修学旅行を社会課題について学べるプログラムに変身させる高校生向けのスタディーツアーは、斬新で、社会にとっても学習者にとっても素晴らしい、と感じました。

その後は、各々が考えてきた事前課題「あなたが解決したい社会課題を1つ選んでください。選んだ課題を解決する方法を提案してください。」の見解を他のメンバーに共有し、ブラッシュアップを行いました。他の人の視点が入ることで、社会課題に対する解像度が上がり、より具体的かつ現実的な打ち手を考えることができました。改めて課題解決の手法としての対話の重要性を感じました。

後半は、3名の受講生が各々の見解をプレゼンし、安部さんからフィードバックを頂きました。「ジェンダー問題」や「教師の人手不足」、「災害問題」など、それぞれ全く違う社会問題に対して当事者意識をもって向き合い、活動に励んだり、勉強したりしている様子を見て、私自身も自分にできることを考えて行動したい、と改めて感じました。

今回の講義では、社会課題への向き合い方を考えました。世の中には無数の社会課題がありますが、それらを自分事として捉えることの大切さを学ぶことができました。

日頃東京で精力的に活動されている安部さんですが、お忙しいなか福岡まで足を運んでくださり、私たちに多くの学びをもたらしてくださいました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
受講生のみなさんは講義を経て、どのような変化がありましたか?みなさんのリフレクションを楽しみにしています!

次回は1月28日(土)の宗教単元です。講義での学びをさらに深めていけるよう、予習にしっかり取り組んでいきましょう。

<文責:前田>

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