【予習】ジェンダー単元」
◎事前課題に対する仮説
アンコンシャスバイアス(女性は家庭内の仕事をするべきや男性は仕事をする)といったものが今のだいたい50代から上の世代に強く残っているのではないか。現在は、教育でもジェンダー平等や性差別の是正が進んでいる中で、若者の世代にそのような偏見が薄くなってきていると感じ、また多様な働き方が認められるようになる中で、「性差別の是正」といった部分で能力主義になってきて良い社会になるのではないか。
◎課題図書・資料・フィールドに触れて
政治の観点で日本の性差別の是正がすすんでいないことが明らかであった。市民の意識から政治が変わることは頻繁にあり、LGBTなどに関しては何十年も前から存在したはずだが、近年になってようやく問題として挙がってきたりして、これは市民の声が国政に少なくとも「議論を引きおこした」という点でその例といえる。しかし、政治もそれに応じなければ意味をなさないので、市民の意識や運動から変わることも非常に大事だが、政治が変わろうとしなければなかなか制度面でも偏見の部分でも変わりにくいと感じた。
