【予習】ジェンダー単元

【予習】ジェンダー単元」

◎事前課題に対する仮説

【1】
そもそもパンデミックの影響でジェンダー平等が後退していると思っていなかった。なぜなら、テレワークが推進され、両親とも家で仕事をする機会が増え、自ずと男性も家事・育児に協力する姿勢が多少なりとも見られたのではないかと思ったからだ。

【2】
①国民全体の問題
②女性の知見が活かされていない状態は、利益を生まないと思う。これは人権的な問題のみならず、経済的にも考えないといけない問題だと思った。

【3】
「イクメン」や「女医」という言葉にはバイアスがかかっていると思う。育児をする男性や女性の医師のことを総称する名前が存在するのは、それだけ目新しいということを表している。

◎課題図書・資料・フィールドに触れて

【1】
元々女性が男性よりも仕事上地位が低かったものが、パンデミックによってさらに格差が拡大してしまった。テレワークによって以前に比べて仕事と育児の両立がしやすくなったものの、「男性は仕事、女性は家事・育児」という価値観は未だに根付いていて、結局女性が育児・家事の責任を背負っているのかもしれない。

【2】
高齢化が進み、働く世代が減っている中、国内労働力確保の面で損失が大きい問題だと感じた。これは女性と男性が逆の立場でも同じ。例えば、飲食店のスタッフは女性でなければいけないという固定観念では、本当に職を求めている男性を取りこぼしている。

【3】
そもそも女性が難関大や理系学部を目指すことに反対する家族が少なくなく、その圧力に負けて「自己選抜」をする人も多い。昔は女性は勉強しなくてよいと言われていた時代があり、そのころの価値観が未だに少なからずあるように感じた。
また、アンコンシャスバイアスの一例として、ランドセルの色もあげられる。今でこそ男女兼用の色も出てきたが、昔は「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念が根付いていた。

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