【9月5日(日) 第6期オンラインミート開催報告】

9月のLAPは新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、予定していた合宿を延期し、急遽「オンラインミート」を開催しました。
 
前半は、延期となった経済単元に向けて予習をさらに深めるための時間としました。具体的には、各チームでの予習の考察プロセスを共有したり、「豊かさとは何か」というテーマで対話を行ったりしました。
事前課題の問い「10年後に社会で起きる可能性があること」について、「一方的に搾取する時代から循環する時代になるのではないか」、「個人間の分断が進んでいくのではないか」といった多様な意見が聞かれ、他のチームの意見を通して、新たに視野を広げることができました。
「豊かさ」についての対話では、「人それぞれ豊かさの定義は異なるのではないか」といった意見や、「自殺も豊かさの一種なのではないか」といった奇想天外な意見も聞かれ、とても興味深かったです。
 
後半は、LAPでの学びと実生活についてこれまでの3か月を振り返りました。また、「お互いを知る」ために、LAPのスタート時点でPandoに書いていたそれぞれのビジョン・マインドを共有し、自分を3つのキーワードで表現してもらいました。
3か月を振り返る中で、「LAPを通して読書をするようになった」、「今まで他人事として見ていたニュースを真剣に観て、自分なりに考えるようになった」といった、LAPが日常生活に与えた影響について話をしてくれたメンバーもいました。
ビジョン・マインドの共有では、どのような理想を掲げているのかだけでなく、そう考えるようになった背景も共有してもらうことで、受講生一人一人がもつ哲学を垣間見ることができました。
自分を3つのキーワードで表現するコーナーでは、性格を言葉で表現する人もいれば、今の自分を形作っている映画や音楽で表す人もいて、人それぞれ全く異なるワードが出てきていたのが純粋に面白かったです。
 
今回のオンラインミートでは、これまでの講義とは一味違った新たな形の学びを実践できたと思います。合宿は延期となってしまいましたが、経済単元の学びがより大きくなるように予習を深堀りするだけでなく、お互いのことを様々な角度から知ることができたことで、これからの講義がさらに楽しみになりました。今後もチームの枠を超えた対話の場を企画していきたいと思います。
 
次回は10月3日の自然の摂理単元です。講義での学びをさらに深めていけるよう、各チームでの予習をしっかり取り組んでいきましょう!
 
<文責:前田> 

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