打ちぬかれた。自分をバカにする「心の余裕」のあるアートに。

【予習】芸術単元

~自分が好きな作品や思い入れがある作品~


Lil Nas X (アメリカのポップアーティスト)が自身のアルバムを発売する一環として、
自身の今までのキャリアを自分でバカにする要素を含ませたビデオが最高に好き。

https://youtu.be/TZ0-Cdtj4KU

~その作品の「形式上の特徴・独自性」は何か~

“Lil Nas X - THE MONTERO SHOW”の形式上の特徴・独自性

◆「トークショー」という場面設定のもと、1人2役で
自分のキャリアを自分でバカにすることで、
「アルバムリリース」にお笑いの要素を含ませていること

具体的に言うと、バカにする際の要素としては
「Lil Nas Xのファンではない人たちの、批判的視点」を
自ら演じることで、このビデオを見る人達は真剣に捉えすぎず
楽しみながら見ることができる。

また、アルバムリリースのために
「自分のキャリアを自分でバカにする動画」をつくる
アーティストは初めてではないかと思うくらい
レアなことだと感じたため、ユニークさに魅力を感じた。

~その上で、その作品を評価する(あるいは一般に評価されている)

理由を考えてみた~

◆アルバムリリースのために、「自分のキャリアを自分でバカにする動画」をつくる
ユニークさが魅力的だと感じるから

◆ほとんどのアーティストは、自身の音楽を聞いてくれる人を増やす(プロモーションの)ために、トークショーにでたり、ショーでパフォーマンスをするのが、
一般的なやり方だが、Lil Nas Xはそれに加えて
「自身の新しいアルバムを煽る要素を取り入れた、
自分のキャリアを自分でバカにする動画」を作成した。

より多くの人(自分のコアなファンではない人にまで)自分の音楽に興味をもってもらうために、この動画を出したとも捉えられるため、マーケティングを隅から隅までなされている点で、一部の人は高評価をしていると思う。

・この動画のコメント欄の1つ
“This man’s marketing strategy is GENIUS“
「この男の、マーケティング戦略は天才だ」









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