あそちんは何者か

【予習】自己単元

◎LAPで得た学びや気づき、変化について

ここで、あまり具体的に~こんなことを学んだ!というのはやめておこう。知識量の話をしては単純に多すぎるから。ここではあえて教訓を一つ。

「何かを考える時、まず自分以外のあらゆる人の立場を観念し、そこから自分の考えを深めていくこと」

LAPではこの姿勢を学んだと思う。
従来より自己肯定感の強い自分は他者の発言や考えに対して疑問を持った時、まずそのメッセージを受け止めるという行為より先に「この考えのどこがおかしくて、それは自分とはどう違うのか」、そう考えることが多かった。会話を終えた後も、やはり自分の考えが変化することはあまりなく、さらに少しの自信をつけていく、そういったことを繰り返していた。

LAPにおいて、同じ福岡の大学生といえど、様々なバックグランドがあり、それがそのまま考え方や価値観に影響しているのだと感じた。そしてそれはその場での議論においてはほとんど関係ないものであることが多いが、やはり尊重すべき、大切な個々人の価値観なのである。

対話を通して、ゆっくり時間をかけて話すことを通して、相手が自分を少しは信頼してくれたおかげで打ち明けてくれる、こういった感情・背景・そこから生まれる主張、どれもきちんとリスペクトすべきものなのだなあ、と感じた。
これは今後も忘れたくないLAPでの教訓である。

◎事前課題に対する仮説

問い「あなたは誰ですか?どこから来て、どこへ向かいますか?それは何故ですか? 」

自分の行動の出発地点はどこなのか、これについて考えた時、私は高校時代の経験を思い出す。

教員になりたかった私は当時の部活の顧問に失望し、またそれについて文句を言っていると教員にもいろいろあるのよと説得してくる他の先生に失望し、これは何が問題なのかよくわからないまま、大学での希望の学部を教育学部から法学部に変えたのだ。

ここから私の行動は始まっている。大学生になり、高校生の時の自分を振り返ってみて感じたのは、「ああ、あれは自分個人の問題ではなかったのだ、同じ思いを持っている人はほかにも多くいる。これは社会の問題なのだ」ということだ。そこから政治家の事務所で働いたり、教育に関わる活動をしたりと自分がやっていて面白いと感じる活動をしてきた。

では、このままどこへ向かうのだろうか。今の私はあらゆる社会課題に対しての興味が尽きない。教育・貧困・年金、、国内の問題をあらかた知ると今度は海外の問題や国際的な問題にまで目を向けている。今はそれらを満足するまで探求していこうと思っている。

探求が終われば、さてどうしようか。夢は政治家なのだと多くの人に言ってきた。
実は、本当にこの夢は変わっていない。不安はあるが一番しっくり来ていると自分では思っているのだ。
早く社会課題に対して、なにかしらの解決策を出せる人間になりたい、貢献できる人間になりたい、その仕事ぶりでありがとうと言われる人間になりたい。
政治家というのはなりたいだけではなれず、きちんと投票で選ばれなければならない。
私のこの思いと、それに期待する周りの思いが合わされば、少し先の将来では私があらゆる社会課題の中で、色んな人の思いを背負いながら、もがき悩みながら、方針を示し(政策を作り)、国を動かしているのかもしれないなあ。

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