リトルワールドキャンプの様子

はじめまして!

静岡県立大学の学生団体、リトルワールドキャンプ実行委員会です!

私たちは毎年夏に「すべての文化が共存できる静岡」の架け橋となるため、多文化共生キャンプ  「リトルワールドキャンプ」を静岡県内で行っています。

今回は昨年夏の「リトルワールドキャンプ16」を中心にキャンプの様子を紹介していきます。


私たちがキャンプを企画・運営するうえで大切にしていることはプログラムを作り込むことです。

毎年、多言語やストーリー性、世界に関するクイズなどさまざまなな要素を取り入れた沢山の工夫が施されたプログラムとなっています。

昨年も例年同様に言葉の壁を超えてコミュニケーションをとることができるよう、体を動かすプログラムを中心にキャンプを行いました。

また、野外炊飯では身近な異文化を知ることができるように海外の料理に毎年挑戦しています。

私自身、昨年度のキャンプは2度目でしたが、毎年キャンプを通して新たな絆が生まれていることを実感します。

例えば、自分とは違う国にルーツをもつ子どもと言葉で自らコミュニケーションをとるため、子どもが通訳さんに「遊ぼうってポルトガル語だとなんて言うの?」と聞き、一生懸命伝えようとしている姿をみる場面が何度かありました。また、解散時には自分とは違う国にルーツをもつ子どもに相手の国の言葉で「ありがとう」と伝えている様子も見ることができました。このような様子をみていて、私たちスタッフ自身も毎年ほっこりとさせてもらっています。

また、昨年は参加者として10年ほど前にキャンプに来てくれていた外国にルーツをもつ子どもたちがボランティア通訳スタッフとしてキャンプに参加してくださいました。

さらに、毎年来てくれている外国にルーツをもつ子どももたくさんいます。

昨年度は活動の意味を再確認できる1年となりました。


自分自身のもつ価値観を大切にしながら、相手の文化も尊重し合う。

「すべての文化が共存しあえる静岡」の懸け橋となるため、今後も私たちはこの活動を続けていきます!