理想のチーム像 -八木里佳子

こんにちは。4年MGの八木里佳子です。

今回は、「理想の組織像」と銘打ったお話をさせて頂きます。

mtgやGD等で話した内容と重複するかもしれません。もしくは考え方が少し変わっているかもしれません。自分で考えたり、周りの人の意見を聞いたりした上での、現在の私の心の内を少しだけお話しさせてください。



”部員全員の人生の分岐点となるような組織”


私の理想(vision)です。かなり内向きな、組織内に向けた理想を掲げていると思っています。でもそれでいいです。私達の人生なので。少しくらい利己的でもいいのかなと珍しく思いました。

結果的に組織外の人々に良い影響を与えられたら、それはそれでもちろん嬉しいです。


理想や理念が形骸化することを恐れる部員をよく見かけます。ちなみにめちゃくちゃ気持ちわかります。けど、理想は現実とかけ離れててもいい、高すぎるくらいでいい、理想だし、語るのは無料だし。形骸化しうるなら防げばいい、みんなに落とし込むための工夫を考えたらいい、行動したらいい、と最近強気な気持ちで過ごしています。ので、悩む人もどうか是非前向きに。ちなみに私は、就活の面接で、理念の浸透のさせ方や工夫を毎回質問して参考にしてました(笑)ごめんなさい余談でした。戻します。


この理想に辿り着いた経緯を少しだけ。

幹部という肩書きを頂いているからなのか、組織を運営し、俯瞰する立場だからなのか、わかりません。でも、だからこそ私は、’なんか楽しそうだな、成長できそうだな、この人憧れるな’、など様々な気持ちで入部してくれた部員達に、人生における1番の経験をこの組織でしてほしいと感じるようになりました。もちろん私自身もそんな経験がしたい。だけど私だけじゃなくて、みんなにもそうなってほしいと強く思いました。

何かの縁あって出会った人達だから。1人だけで創り上げた人生ではないから。感謝したい存在だから。

大切なのは、「部員全員」であること。


次に大切なのは、じゃあこの理想を掲げた自分は具体的に何をする?という問いに答えること(value)です。

必要な要素はめっっっっちゃくちゃたくさんありますが、最も心がけたいのは、


”お互いを知ること”


その選手がどんな想いで入部を決めたのか、どんな意気込みで試合に臨んでいるのか、どんな時に辛い経験をして、どんなふうに乗り越えたのか知っていますか?


そのスタッフがどんな気持ちで練習に臨んで、どんな理想を掲げているのか、何をモチベにして、どんな時にやりがいを感じるのか知っていますか?


仲間であるはずなのに、知らないことが多すぎる。この自粛期間で部員と部活について話す時間が増えた結果、私はこの事実に直面しました。

信頼できる仲間、尊敬できる仲間、憧れの先輩、一方で信頼できない部員.....思い当たる人はたくさんいるかもしれないけど、本当の本当にその人のこと知っていますか?偏見や先入観だけで話をすすめてはいけないと思っています。そのなかで今までの私は、知り切れてなかったと、思っています。もっとみんなのことが知りたい。

まずはお互いを理解することで見える世界は少し変わる気がしています。


私自身、同期や後輩とそんな話をするために、ゆっくりではありますが、声をかけて動き出しています。是非、みんなの話を聞かせてください。

この期間はある意味、ラッキーで。

なんとなく私が前から思い描いていたチームになりつつあることが、生まれ変わりつつあることが大きなモチベーションであり、どうしても形として創り上げたい。後世の土台のためにも。


どうか、あともう少しだけ、宜しくお願いします。



#MG 八木里佳子