理想のチーム像-大曽根源

こんにちは。高一まで〝梅雨前線〟を〝つゆぜんせん〟と呼んでいた、4年DFの大曽根源です。ジメジメした季節になりましたね。梅雨だからといって、心の湿度が上がることがないように気をつけましょう。

さて、僕の理想のチームは一言で言うと、〝個性があふれるチーム〟です。集団の中にまったく同じ思考回路を持ってる人はほとんどいません。良い悪い考えすべてひっくるめて、一人一人が自分の意見や信念をもってると思います。人によって許容範囲や、責任感、心の強さなどが全然違います。これは個性です。

僕が一番嫌いなのは、個性を完全に否定することです。おそらく、みんなは自分の中で、これは絶対に正しいと考えてることがあると思いますが、それも突き詰めていったら、それも個性の一つです。自分のその理論が正しいとは限りません。だから、自分の考えは押し付ける前に、まず、みんなに共有し、議論することが大事だと思います。この自分の意見を共有し、理解してもらう、という行為がこの〝個性があるれるチーム〟を作るのに一番大事だと思います。そのためには、多少の妥協は必要です。他人の考えに屈するわけではなく、ちゃんと理解した上で、少しはこうゆう考え方もあるんだ、と妥協して、自分の中に落とし込む。これが、一番大事だと思います。これは、自分の個性をつぶしてるわけではないことを理解してください。ちなみに、これが出来てない奴のことを〝自分勝手なやつ〟と言います。集団の中には一定数います。自分がそうではないか、と改めて考えましょう。

理想論は、みんなが違う考えを持っていて、かつ、みんなが同じ目標に進んでいくこと。これは、全人類を対象としたら、流石に不可能だと思いますが、この男子ラクロス部に入った時点で、この理想論は可能だと思ってます。極端な例で行けば、「100%ラクロスを楽しむためだけに入ってきたやつ」と「100%勝ちにこだわったやつ」は同じ集団にいないと思います。だから、少なからずみんなの潜在意識で共通していることがあるはずです。そこを掘って目標にしたら、個性はつぶさずともみんな同じ方向を向けるんじゃないでしょうか。

あと、上下関係は大事だと思ってます。組織としては会社や部活のどこにも上下関係があるように、ないと崩壊してしまうと思います。その理由はググってください。上の人には、意見を聞く耳を、下の人には、意見を言う口をもちさえすれば、より良いチームになると思います。ちなみに、僕は堅苦しいのが嫌いなので、後輩にはラフに接してほしいです。ただ、舐められたくはないです。僕が尊敬する先輩が、〝普段友達のように接してるけど、人生の先輩として心の底ではちゃんと認めてる人〟であるように、後輩を失望させるような行動はとりたくないです。これを〝責任感〟といい、これが少し欠けてる人が多い気がするので、もう一回自分も含めて、見直すべきだと思います。