シドニーに着いて感じたこと

2019年9月上旬から、オーストラリア・シドニーに留学に来ている。

9時間のフライトを終え、一休みしようと空港内のカフェに寄りカフェラテを頼んだ。提供されたのは蓋のついていない紙カップのカフェラテ。
蓋は必要なら自分で取ってつけなさいということだ。

このシステムは日本に居るときにも見たことがある。
大阪でカフェを訪れた時のことだ。
“Do you really need LIDS & STRAWS ? ” の言葉とともに置かれた蓋とストロー。
当時は、初めて見た光景にすごいなと感心したが、シドニーではこれは通常のこと。
空港で訪れたカフェだけでなく、街中のカフェでももちろんのことだ。

また、カフェだけでなく、セブンイレブンなどのコンビニのレジの横にもマイカップ推奨のチラシとともにカップを販売している。
スーパーでは、レジ袋は日本円で10円以上かかるため、当たり前のようにみんなエコバックを使用している。
スターバックスに行けば、マイストローを持ってるからとお店のストローを断る人もかなり見かける。

これが当たり前なのだ。
日本は確実に遅れている。改めてそう実感した。

環境問題は日々着実に悪化している。何年後何十年後に地球がどうなるか、食生活やライフスタイルがどうなってしまうのか、日本人はなんとなくではあるが理解しているはずだ。だが、どうしても「まだ大丈夫」と考え今だに行動しない。

もう大丈夫ではない、もう既に遅れている。
でも、まだ間に合うこともある。できる行動がある。

私は、オーストラリアの生活の中で感じたことや、日本でもできるような取組みを発信していきたいと考えている。小さいことでも一人ひとりが取り組み、未来のために地球を守っていきたい。