2019.4~8.3 第13回高校生模擬裁判選手権
キャプテンとして検察・弁護人両チームを兼任し、初出場にして準優勝をいただきました‼🎊
教材として扱われた万引き事件は、
被告人が有罪であるか無罪であるかの判断が人によって大きく分かれる
内容となっており、メンバー全員で何度も話し合いを重ね、本番に向けて論告と弁論を固めていきました。
聞き手を納得させるにはどのような表現が適切なのか、
求めている情報を引き出すにはどのように質問すれば良いのか、
一つのことに対しても他の捉え方ができないか
など、司法のしくみ学びつつも、これから社会に出ていく中で必要とされるスキルを身に付けることができたように感じられます。
メンバーのほぼ全員がディベート未経験であった中、なぜ私たちは初出場にして準優勝という結果を残すことができたのでしょうか??
対戦校と自分たちのパフォーマンスを見比べた上で私が考える勝因は、
論告や弁論の論理性 です。
メンバーと資料をもとに話し合い、主張できそうなポイントを検討しつつ何度も加筆修正を繰り返し、納得のいく完璧な文章を完成させた時には、論告を読み上げられる時間を考慮すると大幅に削らなければいけないほどでした💦
後にも夜遅くまでグループ通話を利用して、どの部分を残すべきか全員で何度も読み返して検討した結果できあがった主張文は、対戦校のものと聞き比べても論理性では確実に勝っているように感じられました。
模擬裁判に限らず裁判では、いかに裁判官を説得させるだけの主張ができるかがポイントになってきます。
自分たちの主張を象徴する論告や弁論でレベルの高いパフォーマンスを見せることができたからこそ、このような賞をいただけたのではないでしょうか。
相手に伝わるように話す、ということは様々な場面において必要とされるスキルでもあります。この大会で「裁判」という形で学んだ論理的な文章の作り方は、今後の生活にもぜひ生かしていきたいです。
そしてこの記事を書くことを通して、模擬裁判という競技の魅力を少しでも多くの人に伝えていくことができればと思います。