2年前の経験から学ぶ

​1年生の時に参加したインドスタディツアーの経験から2年たった今でも学ぶことがある。


その一つの例が「数字からは見えないものの大切さ」だ。
支援先の一つである学校に訪れ、インタビューしていた時の出来事だ。
インタビュー中、学校全体の支援金の中で「めぐこ」の支援金が占める割合の小ささに触れる機会があった。
その割合に関してある1人のSr.(子どもたちの寮母的役割の方)が、
「支援の額の大きさなんて関係ないのよ。あなたたちのような学生が、自分たちの力で支援金を集め、このように支援金を送金してくれること、そのような姿を子どもたちに見せること、それ自体に大きな意味があるのよ。」
と話して下さった。


昨今、新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い「新規感染者〇〇人」、「病床稼働率〇〇%」等、数字にばかりに左右される日々を送っている。
しかし、Sr.の言葉のように数字だけではなく、数字以外のものにも目を向けるべきではないだろうか。
数字としては表れにくい日々の小さな努力や我慢、喜びに重要な意味が秘められているのではないだろうか。