少しは大人になれたかな

皆さん、こんにちは。
主将の岩城からバトンを渡された主務の御園です。
短い人生ではありますが、岩城ほどユニークで魅力的な人間には会ったことがありません。理想的な部活を体現する彼の行動力とカリスマ性は見習いたいと思います。
岩城とは1年生の頃からプライベートも含めて、苦楽をともにしてきました。
今では、そんな彼と共に部を運営しているのはすごく感慨深いものがあります。
最後まで共に王座進出に向けて頑張りたいですね。
そんな岩城の記事はこちらからお読みください。
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わがままで申し訳ない

岩城 駿平
明治学院大学体育会洋弓部


今回は率直な私の想いを書きたいと思います。 
最初は数年経って見返したら恥ずかしくなる内容になるかもと考え、ためらいました。
しかし、今しか書けない事もあると思い以下の文章を綴りました。
未だに大人になりきれていない青臭い内容かもしれませんがご容赦ください。

幼かった自分
 1年生の4月、経験者として洋弓部に入部しました。高校までは考えられないような練習環境に感動し、毎日のように練習をしました。努力をすれば成果が出る、こんな体験は初めてで、競技歴7年目にしてアーチェリーにのめり込んでいきます。
 練習試合や秋に開催された2021年度のリーグ戦、新人戦でもそこそこの成績をとり、部内で上手い人としての自負を持ちます。次第に先輩相手に練習方法などへ意見を述べるなどし始めます。当時は自分の考えが正しいと本気で思っていました。そんな態度が一部の人からは傍若無人に見えたかもしれません。周りが見えていない未熟な私が居ました。
 そのようにして迎えた2022年度のリーグ戦。当然私はいつも通り、良い成績でチームに貢献できると思っていました。結果、私の点数は散々でチームも2部残留でした。一つのチームになり切れていないことが大きな敗因でした。自分や上手い人が点を出せばいい、そんな考えを持った私自身の言動のせいでもあったのです。
 2年生の5月にも練習方法で当時の幹部ともめます。これも未熟な私の行動が原因です。自身の主張が絶対正しいと思い込み、真正面から意見をぶつけてしまいました。
 
このチームで勝ちたい
 2年生の半ばごろになると、後輩との関わりが増えます。本当に面白く個性溢れる後輩たちで、部活を続けるモチベーションの一つになっていきます。春の強化練習の時期に入り、春合宿も終え「このチームで一部昇格したい」という気持ちが強く芽生えはじめます。強化練習を通して、今までにないほど、チームの仲は深まっていきました。
 そして、迎えた2023年度リーグ戦。緊張のあまり私自身はほとんど勝利に貢献することはできませんでしたが、後輩や岩城の頑張りによりチームは10年ぶりの一部昇格を果たしました。半分叶わないと思っていたことが成しえたことにとても感動しました。勝因は団結力にあると考えています。
 
現在の想い
 これらの経験から私自身も以前と大きく変わり、チームの勝利を第一に考えられるようになってきたと思います。いつからか部活を辞めたいなどのマイナスの感情も全くなくなりました。今は、このメンバーで「少しでも長く戦いたい!」「男子チーム初の王座決定戦に出たい!」という気持ちしかありません。
 これからが私の洋弓部での活動、最終章です。「エースになりたい!」この想いだけは入部の時から変わりません。私がリーグ戦で結果を出して王座決定戦進へ導きたいです。まだまだ、未熟な面も多いと思いますが、真っ直ぐな想いにさせてくれたチームメイトに最後は恩返し出来るように頑張りたいです。
  長くなってしまいましたが、思いの丈を綴りました。後ろを振り返るのは今日でおしまいにします。悔いなく終われるように目標に向かって走り抜けたいと思います。
 

次は綛谷にバトンを渡したいと思います。
彼は非常に頭が良いと個人的に思っています。
部を運営するうえで、彼にしか解らない視点での意見をいつも貰っています。
どんな記事を書くのかとても楽しみです。
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
洋弓部 第59代主務
御園寛之

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