部活って国際交流

こんにちは!

第56代女子リーダーを務めさせていただきます、3年の松原です。何を書こうか考えていたら、こんなに日にちが空いてしまいました😭

女子の記事バトンのアンカーは緊張しますが、真剣に書いたので、お暇な時にでも読んで頂けたら泣いて喜びます。

 

自分の順番が回ってくるまで、どきどきでしたが、部活を通して自分を振り返った方、アーチェリーや洋弓部の魅力を伝えてくださった方、他の部員への感謝を教えてくださった方、これからの自分の目標を示してくださった方…記事バトンを通して一人一人の声を知ることができました。普段、こういった個人の話をする機会はあまりないので、すごくわくわくしながら皆さんの記事を読ませていただいていました😌

 

そしていよいよ、心理学科の先輩としてもお世話になっているえり先輩から、「自分の目指すもの」をお題に、バトンをまわしていただきました。

 

自分の目指すもの…

 

後悔のない3年間にすること?楽しい部活にすること?結果を残すこと?思い出をたくさん作ること?技術を向上させること?

 

なんでしょうね。

思いつくことはたくさんあります、どれも自分にとって目指したいことです。でも、もっと根本的なところで考えた時、自分は何を目指したいのか、うまく言葉にできませんでした。

 

最近わたしは、いろいろなことを経験してきたなぁと思います。(大人からみればまだ20歳のくせに何言ってんだと思われちゃいますね)

でも、大きな出来事があったとか、特別なことを成し遂げたとか、そういった経験のことを言いたいわけではないです。

毎日、いろんな人に出会ったり、いろんなことに挑戦したり、同じことを繰り返したりして、その度に様々な気持ちになり、感じ、考えをもち、悩んで悲しんで辛くなる、嬉しくなったりほっとする、そういう自分の中でおこる気持ちの変化という意味の経験です。

 

心理学の授業も、たくさんの経験のきっかけの一つです。例えば…

 

突然ですが皆さん、「結婚」はすべて「国際結婚」なのだそうです👨💍👩

 

人種、国籍、関係ありません。日本人同士でも国際結婚です。

なぜだかわかりますか?

 

人には誰でも、それぞれの自分の育った背景があります。親、場所、家のルール、雰囲気、それぞれの異なったそこでの文化や習慣はその人の心の中に存在し、その人に影響を与え続けます。つまり、夫と妻の心の中には、異なった文化や習慣があり、それぞれの考え方、イメージがあるわけです。そんな二人が一緒になり、生活を共にすれば、些細なことでも文化の違いがうまれ、様々な問題に直面するのは当然のことです。その問題を解決するために、互いの産まれ育った背景の違いを理解し、妥協点をみつけ、二人の新しいルールを作っていくことが大切になってくるのです。

 

このことを、家族心理学の先生は「国際結婚」と表現されていました。

 

面白いですよね。わたしは初めて聞いたとき、「(結婚のことは全然分からないけど)そんな考え方があるのか!」と思うと同時に、これは結婚のこと以外にも言えるのではないかな、とふと思いました。

 

…部活はどうなんだろう。

 

人はそれぞれ異なった価値観、イメージ、固定観念をもつのなら、理想の部活のイメージ、あるべき自分・先輩・後輩の姿、部活をする意義、続ける理由、姿勢も部員の数だけあると思います。何度も繰り返しますが、これらは部員それぞれ異なっていて当然のものです。

 

合わないなぁ、なんで分かってくれないのかなぁ、違うと思うなぁ、そんな気持ちになるのは当たり前のことだと思います。どんな部活でも、どんなに仲の良いグループでも、やっぱり人とのすれ違いや衝突、なんとなく感じることはゼロではないですよね。そしてそれは、楽しいものではないですが、だめなことでもないと私は思います。

 

正直、洋弓部の思い出は100%楽しいことではありません。大変なことや楽しくないこともありました。でも隠したい思い出ではありません。大変なことがあったから、色々な人の優しい面や考え方、楽しみの見つけ方や、自分の気持ちの調整、違う意見と向き合うことを知ることができました。


もっといえば、楽しい思い出100%ではないからこそ、私は洋弓部に所属し続けたし、洋弓部が自分の居場所だと思えます。大変なことを経ての今があるので、3年のみんなは同期というか戦友でもあると勝手に思ってます笑

 

そんな経験の中で、「知識は優しさ」なのかな、と考えたことがあります。

いろんな経験をして、いろんな気持ちを知っていれば知っているだけ、より多くの人に寄り添えるのかな、と。

「分からないのはあたりまえだよなぁ」と思いながら接すれば、自分も相手も必要以上に苦しい思いをすることはなさそうですよね。

お互いにそう思えれば、妥協点を探したり、新しい決まりをみんなで作ったりすることが出来、みんなに寄り添えるチームに繋がるのではないかなと、想像します。

 

そう思うと、私の目指すものは「経験を積み重ね続けること」、少し欲をいえば、「いろんな思いを経験して、一人一人がその経験を自分の強みに変換できるチーム作り」なのではないかと考えます。


やっとたどり着きましたね…


意見のすれ違いが多いことは、ネガティブな面ばかりでなく、「真剣にお互いが考えてるから」「自分の意見を相手に伝えているから」と、ポジティブに捉えることができます。

衝突や問題が生じた時こそ、絆を深めるチャンスだと、先程の心理学の先生も仰っていました。

なのでむしろウェルカムですね!

たくさん課題と向き合って乗り越えて、たくさん経験を積める代になれたらいいなぁと思います

 

今はこんな状況ですが、これも経験の一つ、こんなこと経験するのはなかなかないぞ!これも乗り越えちゃったら私たち最強じゃん!そんな気持ちでやりきりたいですね

 

いやぁ、死ぬほど長かったですね、すみません

なんだか偉そうなことをたくさん書いてしまいました。恥ずかしい…。

目指すものは「簡潔な文章を書くこと」に変えた方がいいかなぁ

こんな考えを持ってるやつもいるんだなって思って頂けたら、それだけで十分です🙇‍♀️

 

女子バトンの〆がこんな記事でいいのかと、不安は残りますが、このような自分たちの思いを表現する場を作ってくれたことに感謝です!


うーん、みんなと早く部活がしたい!!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

3年 松原萌香

岩尾俊兵
2020.05.28

日本人同士でも国際結婚というフレーズはいいですね。
明治学院は「内なる国際化」が今年のテーマですし。

松原 萌香
2020.05.28

ありがとうございます。
とても興味深くて面白いですよね。

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