大学ラグビー人生を振り返って 〜田中拓編〜

  1. 1. ラグビーで得たもの、学んだこと

「誰かのために」という気持ち。ラグビーを始めた頃は、利己的で自分の活躍しか考えていませんでした。しかし、自分がピンチの時には仲間に助けられ、仲間がピンチの時にはサポートする、また、応援してくださる方々のために一生懸命闘うということを体感する中で、自分のためにやるのではなく、誰かのためにやるのがラグビーなんだと感じました。ラグビーから学んだ「自己犠牲」や「思いやり」といったことは、今後の人生においても、生きていくのではないかと感じています。

2.4年間を振り返ってみて

4年間、年中満身創痍でした。入学してすぐに足首の捻挫、菅平合宿で後十字靭帯を損傷し、復帰後すぐに鼠径ヘルニアで手術。2年は腰と手首を痛め、耳を腫らし、、

書き出すとキリがないので、ここまでにしますが、毎年どこかしらケガしていて、ごまかしごまかしやってました。私は、2年からAチームとして試合に出させていだたいていたので、チームにとても迷惑をかけていたなと、、

言い換えれば、自分らしくあったのかもしれません。最後の試合で、足首の捻挫をして4年間を締めくくったので。

3.今シーズンを終えて…

就職活動やコロナ禍のストレスによる暴飲暴食により、気がつけば体重100キロを超え、スラムダンクの安西先生のような体型(自粛期間中スラムダンクを見返していたので。すみません。)になり、全く動けない状態からのスタートでした。

始めは、フィットネスやボディコントロールが上手くできず、とても苦労しましたが、重さを活かしたパワープレイが強みとなり、今シーズンは昨年よりも見応えがあったのではないでしょうか。

4.自分自身の後悔

成蹊戦のノックオンです。

これがなければ、、と今でも考えてしまいます。毎回の練習や日頃の生活に、甘い部分があったなと、、

日頃の生活、練習でどれだけ試合を想定して取り組めるか、ということの大切さを再認識しました。

5.後輩たちへ伝えたいこと

杉崎副部長に言われた言葉を送ります。

「No Excuses」

耳にタコができるくらい聞いた言葉で、これからも聞くことになると思いますが、重要なことだと思ったので、ここに残しておきます。4年間はあっという間に終わります。どうせやるからには、なんとなくではなく"本気"で取り組みましょう!


6.応援してくださった皆様へ

今シーズンは最終戦で敗退し目標の全勝優勝を果たすことはできませんでしたが、コロナ禍でも大会が開催できたのは皆様のご協力があったからだと強く感じております。

また、橋本君も書いていましたが、「がんばれ」というメッセージは、がんばれと言っている方が思っている以上に力になります。また、試合中にキツくなった時や苦しい局面では、皆様のご声援を糧に頑張ることができました。ありがとうございました。

最後になりますが、4年間本当にありがとうございました。引き続き、明治学院大学ラグビー部の応援をよろしくお願い致します。

【明治学院大学体育会ラグビー部】

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