新しい時代へ

新社会人の皆様、新しい学年へ進級した皆様、新しい学校へご入学予定の皆様、おめでとうございます。

コロナウィルスの影響で、世界は戦々恐々とした社会へ突入してしまいました。新しいステージへステップアップして希望に満ちた状況が一変してしまっているこの環境に憤りを感じますが、逆に言うと全ての人に同じ状況を与えられその真価が各々に問われているとの捉え方もできます。ピンチはチャンスという言葉にあるように、年齢や経験値に関係なく自分の持てる力やアイデアを存分に発揮し、組織を進化させ会社を変化に導く機会を与えられ試されています。

弊社でも3名の新入社員を迎え入れることができました。会社として、例年通りの対応がなかなかでき辛い環境ではありますが、チャンスと捉え、出る杭は伸びまくって活躍の場に変えていって欲しいと強く願っています‼

新しい時代へ

ここからは私の個人的な見解です。

この戦々恐々とした事態が終息に向かっていったとしても元の社会にはもう戻らないのではないかと思っています。

就職活動という一つの行動に注目して話をすると、今はどこの企業も学生もオンラインで説明会を行い、面接を行っています。これはこの状況が終息して、「元の社会」に戻ったらなくなるのでしょうか?

おそらく、今回を機に就職活動や自分をアピールする場というのはオンラインだろうが、オフラインだろうが関係のない社会になっていると考えます。5年後には「まだ就職活動は実際に会ってやってるんですか?」なんていう言葉が飛び交ってる可能性だってあります。

今までのモデルケースが通用しない新しい時代に突入したと捉えると、企業も学生もこの変化に合わせた行動や準備が必須になってくると確信しています。就職活動において具体的に重要だと思っていることは、企業もスタッフも学生もオンライン上に「自分が何者なのか」を強く発信することです。

企業にはHPがあって、皆はそれを観てその存在や活動の内容を知ることができます。では、上記のような社会になって各個人は対応できているでしょうか?

以前、幻冬舎の箕輪厚介さんが「新しく知り合った方と名刺交換をしたら、必ずのその方の名前を検索します。検索して存在が分からなかったら詐欺師ではないかと疑ってしまう。」と話されていたことを思い出しました。まさにこれが「当たり前」になっていくのではないかと考えています。

今までは自分の好きなことや、写真の共有や、近況をつぶやくだけで良かったSNSとは違う形で「自分が何者なのか」を記すことは重要なことではなく、当たり前のことになっていくのだと思います。

就職活動を事例に自分の見解を書いてみましたが、時代の変化に関しては間違いなくアクセルが踏まれ加速していると思います。企業やそのスタッフはもちろんのこと、学生の皆様には今からの社会を生き抜くためにやるべきことが当たり前の行動になっててほしいと願っています。

私自身が書きながら反省していることは言うまでもなく、、、私も取り組んでいきます。