感謝の日々

師匠と慕う方との再会

先日、10年前にお会いした私が勝手に師匠と慕う方との再会が出来ました。その方は、福岡の球団のマーケティング、営業のトップとして走られてきた方でした。現在は定年されていますが、新たな会社を設立され球団の顧問としても今もなお走り続けていらっしゃいました。

再会に感動し、色々な話を頂きました。その中で、私自身ハッと気付かされる点がいくつもありました。

志事を愛するということ 当たり前が当たり前であること

なんで、いつまでもそんなに元気なんですか?と私が問いかけると、「俺はやっぱり仕事が好きなんだよ」の一言でした。現在は、多岐に渡る仕事の手伝いをされていて、その活動は以前と何ら変わりない行動量でした。65歳の年齢を全く感じさせなその熱のこもった言葉一つは私の中でぐるぐると頭の中を回っていた事がビシッと決まった瞬間でした。

雑念なく純粋に志事に取り組む事が、何よりも元気の源になるのだと。先日、クインテットの松下社長の言葉も同様でした。目の前の事(志事)に一所懸命に取り組んでいくと自然にビジョンは湧いてくるのだと。とてもシンプルなことが自分の頭の中に反芻されていきました。この数日で原点回帰出来るきっかけを頂いたことに本当に感謝です。

私は「当たり前」という言葉が大好きです。自分の中の「当たり前」の基準を上げ続ける事が自分の価値を高めていくことだと思っています。これもその方のお話ですが、大手飲料メーカーとの会食の際にその会食場所にはその飲料メーカーの取り扱いがなかったそうです。手配した部下には叱責されながらも30分前に会場についてその事実がわかるとその30分でなんとかお願いしてお店に手配をしてもらったそうです。帰り際にそのメーカーの会長様に「気を使ってくれて本当にありがとう」と言われホッとしたそうです。

会食の場でなんとか手配出来る状況を当たり前にすることにも感銘を受けましたし、予定時間の30分前に着くことが当たり前になってることが私の「当たり前」を超えていました。まだまだ未熟な自分が自分で成長を止めていたことに気付かされました。

「当たり前だよ、バカヤロー」

昨日頂いた言葉で一番襟を正した言葉でした。

学生の未来をハッピーにする

この数日は、いつも以上に自分自身について振り返る時間を多く設けました。私が本当に実現したい事は学生の未来をハッピーにすることです。自分自身が体験した後悔を出会う学生のみんなには味わってほしくないと思っています。だから会う瞬間瞬間に気付きを与えられる人間であろうと思っています。そこを志事にし、まっすぐに進んで行こうと誓い、その未来を実現できるように圧倒的な行動で取り組んでいきます。

そして、私も20年、30年経ったときに「当たり前だよ、バカヤロー」の言葉が圧倒的である人間になっていようと。


感謝。


粟本 邦幸
2019.11.21

素晴らしい師匠とのご縁があり、今でも教えを乞う事ができる。幸せな事だと思います。
河野さんの師匠のような特別な人にはなれないですが、特別な思いを持った同志としてこれからも宜しくお願い致します。

河野 義輝
2019.11.22

粟本さん、ありがとうございます。こちらこそ、宜しくお願い致します。