10月24日の感想

10月24日の感想
若者ジャック
藤井孝介(ふじい こうすけ)さん
 今、司馬遼太郎(しば りょう
たろう)さんの太閤記(たいこうき
)を読んでおらます。
若者が学ぶべき豊臣秀吉(とよとみ 
ひでよし)と題してお話し頂きました。
豊臣秀吉の素晴らしさは
・物事の仕組みに対しての好奇心

・わからない事を人に謙虚に聞ける
 質問力と実行に移す素直さ。

・人を喜ばせる事をとことん
 考えただとの事でした。

凡人なら人気のある遊女(ゆうじょ)
薬王寺(やくおうじ)に気に入られ
たら何もせず遊んで暮らすか。
お金持ちになれたらいいな。
くらいしか思わない
ところですが秀吉はなぜ
そうなったのか?理由と仕組み
に興味持つところが凄いんです。

また猿と言われる程の不男
(ぶおとこ)が今川家の助言を
受けて自分の快活さと気配り
に華がある事知り容姿の
短所を補うに余りある長所
を更に磨きをかけた。

常に人を喜ばせる事を考え
織田信長(おだ のぶなが)
の草履を温める話になり
信長の家臣として働く
事になって天下統一の
道筋が開けるのです。

藤井さんにもお仕事する
上で一番心がけておられる
のはお客様のお悩みを
詳しく聞かれるとの事でした。

藤井さんのお話は誰かに伝えたく
なる内容と話をしやすい長さで
ある事が素晴らしいのです。

誰でも話せる長さにする事は
お仕事する上で口コミが増える
大切な要因なので是非見習わ
せて頂きます。
ありがとうございました。

田村正敏(たむら まさとし)先生
日本を好きになる歴史授業を
小学校でなさっておられます。

本日は縄文時代(じょうもんじだい)
についてお話し頂きました。

縄文時代は今から16,000年前から
2300年前までの期間をいいます。

気候が穏やかな為、定住、狩猟、
漁採集生活で豊かな生活が成り
立ち外傷のある人骨や武器などが
出土しなかった事により、問題
解決策としての争いの選択肢が
必要なかったとされています。

 5600年前の青森にある
三内丸山遺跡(さんないまるやま
いせき)に500人程が500年ほど
定住生活をしたと見られて
います。犬を飼っていた事は
驚きました。

漆(うるし)や石より硬い翡翠(ひすい)を
使った装飾品などがある事
北海道に無い加工された
黒曜石(こくようせき)が
発見されたことから
船での交易があったと
推測されています。

縄文式土器は放射炭素測定法に
より人類発の加工品ではないか。
と言われています。

死者を屈葬(くっそう)など丁重に
埋葬していることもわかって
います。

田村先生の見解によると弥生時代
(やよいじだい)になると中国や
朝鮮から渡って来た人、渡来人
(とらいじん)が増え争いが始まった
のではないか。との事でした。

気候が厳しいと食糧の確保が難しく
なり争いが起こりやすくなる。
気候や地形から歴史や文化、
信仰を見る視点とても大切だ
と思います。田村先生。原田さんの
お話大変興味深い内容でした。

日本人が単にヨーロッパや中国を
野蛮というのは軽率な事なんだ
と痛感しました。

歴史を学ぶ事は今後の世の中を
豊かに暮らしやすくする
為に活用する事なんだ。と、 
思いを深くしました。
その事意識してあらゆる事学ぶと
また新たな発見がありそうだ。と
また学ぶ事の楽しみ方が
増えました。ありがとう
ございました。

藤屋正俊(ふじや まさとし)さん
易経(えききょう)についてお話し  
頂きました。

中国の四書五経(ししょ
ごきょう)と言われる大切な教え  
の筆頭にくるものです。
四書:論語、大学、中庸、孟子
(ろんご だいがく ちゅうよう
もうし)
五経:易経、詩経、書経、礼教、春秋
(えき、し、しょ、れい)きょう
(しゅんじゅう)の事です。

藤屋さんが読まれた「易経と龍」
人が行き詰まった時に人生の
突破口として学ぶのが哲学だと
教えて頂きました。

目標を達成する為の6つの過程を
龍に例えて易経は表すようです。

1. 潜龍(せんりゅう)志を打ち立てる
2. 見龍(けんりゅう)師となる人物
         に見習う
3. 乾惕(けんてき)失敗に学び日進
        月歩する
4. 躍龍(やくりゅう)飛躍の機を
とらえる
5. 飛龍(ひりゅう)天を翔け、雲を
        呼び、雨を降らす
6. 亢龍」(こうりゅう)驕り(おごり)
   高ぶる龍の顛末(てんまつ)
となります。

藤屋さんが大切にされているのは
1.志しを立てる事。
3.日々技を磨き反省する事
5.周りの意見に耳を傾けて一人
 よがりにならない事だとの
 事でした。
先人の知恵をわかりやすくお話
頂きありがとうございました。

どうしても良いものであっても
読みこなせないのが古典の
敬遠されやすいところを
読み解いてもらえると
しあわせですね。